過去ログ - モバP「桃華が……倒れた?」
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24: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 00:32:26.25 ID:L/XPeEV/0

 やめてくれ。
 俺はそんな情けを受けるに値する男じゃない。
 そう叫び出したくなる。
 
以下略



25: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 00:37:37.19 ID:L/XPeEV/0

読んでくださりありがとうございました。

今日はとりあえずここまでになります。
桃華ちゃま出番なくてごめんなさいごめんなさいほんとごめんなさい。
以下略



26: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:44:46.47 ID:L/XPeEV/o
更新いきます。
ようやく桃華ちゃまに出番が……。

でも最初の方はまだPのターンです。


27:名無しNIPPER[sage]
2015/04/09(木) 23:45:36.60 ID:L/XPeEV/o

Chapter.1

業務日誌 x年11月x日

以下略



28: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:46:43.58 ID:L/XPeEV/0

 ……俺は思わず彼の正気を疑ってしまった。疑ったばかりかそのまま口に出した。
 具体的に何を言ったかは覚えていないが、即クビにされても不思議ではないことを言ったという事実だけが記憶に残っている。
 
 未だ担当アイドルがおらず、スカウトの実績もない。そんなプロデューサーとは名ばかりの最底辺にいたのが俺だった。
以下略



29: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:47:32.90 ID:L/XPeEV/0

 ……アホかと思うよな。
 出張に行くまでは許容できるとしても、なんで今すぐ行かされるんだって。
 
 どうもその予言だか託宣だかには、期限がきられていたらしい。
以下略



30: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:50:11.67 ID:L/XPeEV/0

SideChange

 ……この図書館にやってきてから、どれくらいの時間が経ったのでしょうか。
 わたしは今、この第一閲覧室にある最後の収蔵品にとりかかるところです。
以下略



31: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:51:11.78 ID:L/XPeEV/0

 それともう一つ、新たな発見がありました。
 最初の思い出では、わたしと女の子は言葉を交わすことができていました。
 けれど一部のつらい記憶、忘れたいような記憶の中では、わたしの言葉は彼女に届かなかったのです。
 
以下略



32: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:52:10.12 ID:L/XPeEV/0

Memory - お姫様ティアラ

 ――小鳥の声が聞こえます。
 夢の世界に沈んでいた意識が、ゆっくりと浮上していきます。
以下略



33: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:53:23.49 ID:L/XPeEV/0

 「ん……ぅ、さむ……」
 
 神戸でも山の手の方にある我が家は、冬になるとひどく冷え込むのです。この部屋は他に比べると狭い方ですが、それでも冷気は容赦なく体温を奪います。

以下略



34: ◆sXMLNpttdw[saga]
2015/04/09(木) 23:55:17.19 ID:L/XPeEV/0

 大型のエアコンが静かに風を送り始めます。柔らかな、暖かい風です。
 北風もこの慈愛に満ちた暖かさを見習うべきだったのだと思います。こんな暖かな風であれば、旅人のコートを脱がせることもできたでしょうに。
 
 一仕事を終えた手を引き戻すと、やわらかな布団が暖かく、優しく迎え入れてくれます。
以下略



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