17: ◆RgbN3UL7FV4p[saga]
2015/04/09(木) 16:11:25.53 ID:UzhohkI0o
セレナ「…」ショボーン
かなりショックだ。しかし、そんな私に思わぬ言葉が。
遊矢「あ、セレナのことが嫌だなんて言うんじゃないんだ。
その…何かあったらさ、ちゃんとセレナに、相談するからさ。
柚子の代わりになってほしいとかじゃなくて、セレナに、相談するから…」
…柚子の代わりじゃなくて? 私に?
遊矢「だから、その、今みたいなことは本当にドキドキ、じゃない、びっくりするから…。
あの、いきなりはしないで欲しいかな」カオマッカ
ああ、顔を赤くしている遊矢も可愛い。
いきなり抱きしめるのはダメという。つまりいきなりじゃなければいいってことか!
…私の心は格段に軽くなってるのを感じた。
そうか、遊矢は…私を見てくれるのか…。
セレナ「そうか…。ありがとう」ニコッ
遊矢「えっ、いや…お礼を言うのは俺の方だよ…ありがとう」ドキッ
セレナ「そろそろ部屋に戻ろう。明日の朝寝坊なんてしたら黒咲あたりに怒られるぞ」
遊矢「うん、そうするよ」
セレナ「おやすみ」
遊矢「…おやすみ」
私は、もうダメみたいだ。抱きしめて満足できたと思ったらもっと嬉しい言葉を貰ってしまった。
――もしかしたら、遊矢に愛してもらえるかもしれない。
ああ、そんなことを考えるだけで、頭が遊矢のことで埋め尽くされる。
――愛してるよ、私の可愛い、遊矢。
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