過去ログ - 睦月「私は最強だー!」 上城睦月「艦娘?」
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/04/09(木) 19:34:42.23 ID:cS0jGbng0
だが、エレファントアンデッドがタナカの方へと向き直り言った。
「・・・めんどくせぇなぁ!」
鉄球を投げつけながら、気怠そうに。
「バ、バカな・・・!?」
すんでのところで鉄球を避けたが、タナカは動揺していた。
まさか、自分のリモートが破られるなんて・・・!
「睦月くん、我々にも聞こえたよ。君の風の声が・・・。君の想いが、私達の呪縛を破ってくれたんだ・・・!」
「すまない睦月・・・。この借り、戦いで返す!」
三体のアンデッドは、一気にケルベロスMkUへと襲いかかった。エレファントの鉄球がケルベロスに鉄槌を与え、タランチュラの毒爪がケルベロスの動きを鈍らせる。そして、タイガーの爪がケルベロスの肉を抉りとった。
うずくまっていた睦月は、アンデッド達がレンゲルと共闘している場面を目にし、大いに驚いた。
「すごい・・・。レンゲルさんの、思いが通じたんだ・・・!」
睦月は驚いた。
上城睦月の仲間を思う心が、あの怪物たちをも動かしたことに。
(私も、友達を、吹雪ちゃん達を助けなきゃ・・・!)
上城睦月の心の叫びは、睦月にも種を蒔いていた。その種が芽を出すのも、時間の問題だった。
やがて怪物達の猛攻により、ケルベロスMkUは動きが止まった。封印の準備が完了した。
「今だ睦月、ヤツを封印しろ!」
「はい!」
レンゲルはコブラの描かれたカードをスキャンさせた。
『Bite』
コブラの力がレンゲルに宿り、彼は挟み蹴りを放って何度も何度も魔犬を蹴り飛ばし、止めを刺した。
その蹴りを受けて、ケルベロスのバックルが開き、完全に動きが止まった。彼はカードホルダーから万能封印カード・コモンブランクを取り出し、ケルベロスMkUへと突き刺した。
魔犬はカードの那珂に吸い込まれ、そのカードには赤いエースの紋章を守る、三つ首の赤い魔犬が刻まれた。
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