過去ログ - 睦月「私は最強だー!」 上城睦月「艦娘?」
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6: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:43:19.23 ID:AIL+S8LD0

「さて・・・、次はどんな任務を与えようかな?」

「おのれ・・・、提督・・・。貴様ぁっ・・・!!」

長門がその目に涙と怒りを備え、中田に殴りかかった。
だが彼が手にあるスイッチを押した瞬間、

「ぐわぁぁぁぁぁぁっ!!」 
長門は突然頭を抱え、倒れこんでしまった。

「いやぁぁぁぁ!! 那珂ちゃん解体されたくないよぉぉぉ!!!」

「北上さぁぁん!」

同時に他の殆どの艦娘達も悲鳴をあげて頭を抱え、その場に倒れこんでしまった。大鳳も、霧島達も、気絶してしまった。

「テ、提督・・・」

金剛も愛した男に手を伸ばしながら、気絶した。タナカは、その手を冷たく踏み躙った。

「ウソ・・・、ウソですよね提督・・・?」

吹雪は呆然としたまま、突っ立っていた。

「逃げるよ、吹雪ちゃん睦月ちゃん!」夕立の毅然とした声に吹雪は我に帰る。そのまま、おぼつかない足取りで走っていった。

顔を歪めて笑う提督を、悲しげな視線で見つめながら。

「あっ。しまった、あの駆逐艦3匹は停止装置を付け忘れていた・・・。まいったなぁ・・・!」

提督はまるで飼育してる子猫が庭に逃げたかのような口ぶりで言う。その後、スマートフォン状の機器を操作し、部下達に彼女達を追いかけるよう命じた。



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