過去ログ - 男「俺は君と付き合えるならストーカーになることだって厭わない」
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102: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 06:57:46.78 ID:ZWOFyrm30
その日の11時頃のこと

彼女の家の前を警察官が見回りに来た

だが彼は林に紛れている俺を見つける事は出来なかった
以下略



103: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 06:58:38.92 ID:ZWOFyrm30
その日二階の灯りは一時頃に消えた

また昨日と同じ事を考えた

昨日と同じく馬鹿な妄想だと自分自身を嘲けるしかなかった
以下略



104: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 06:59:37.03 ID:ZWOFyrm30
この日は休日だった

いつもなら課題を終わらせた後はずっとゲームをしているが流石にこの日はその余裕はなかった

仮眠はとったが二徹なんてした事はなかった
以下略



105: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 13:07:14.30 ID:ZWOFyrm30
日曜日も昼間は寝て、夜に出かけた

彼女の家の前まで移動し、林の中に潜り込んだ

今日で4日目、ようやくだ
以下略



106: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 13:08:28.45 ID:ZWOFyrm30
いつものように彼女の家の灯りを見ながら色々な事を考えていた

彼女は今何をしているだろうか

何を考えているだろうか
以下略



107: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 19:05:13.88 ID:ZWOFyrm30
彼女の家の灯りが消えてから数時間後

とうとう俺の待っていた人物が現れた

その人物は暗い色のコートを着て両手をコートのポケットに突っ込んでいた
以下略



108: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 19:06:11.26 ID:ZWOFyrm30
その人物は彼女の家の敷地内に入っていった

郵便受けの前に立ち、ガサゴソと音を立てながらバッグの中の何かを探しているようだった

興奮していたのか、玄関の灯りに照らされた彼はニヤニヤと笑っていた
以下略



109: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 19:07:13.68 ID:ZWOFyrm30
合羽が暑かったので林の中に脱ぎ捨てた

まだ彼は気づいていない

ゆっくりと林を出て、音を立てないように少しづつ彼に近づいていく
以下略



110: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 19:08:05.38 ID:ZWOFyrm30
「こんの野郎おおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

「な、なんなんだ!?お前どこから来たんだよ!」

「うるっせえんだよ馬鹿が!彼女を苦しませやがって!絶対に逃がさねえ!」
以下略



111: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 19:10:55.50 ID:ZWOFyrm30
彼はなんとか俺から逃れ、この場から逃げ出そうと俺の顔を何度も殴ってきた

俺は顔を上に反らして彼の攻撃からできるだけ逃れようとしたが組み合っているような状態なので限界があった

彼は俺が肩を押さえているのであまり力は込められないようだったが
以下略



112: ◆OcvFFNj48ZSy[saga]
2015/05/02(土) 19:12:59.31 ID:ZWOFyrm30
いくら殴られても手を離さない俺を見て、彼は怯えていた

「な、な、なんなんだよお前は、急に現れて、な、何者なんだよ」

「んなもん決まってんだろっ!!俺は、テメエの、ストーカーだクソッタレ!!」


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