過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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218: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:52:57.22 ID:uh1GYAOp0
ひかりちゃんの微笑みはどこか儚げだった。

P「ああ、またね。ひかりちゃん」

そう言うと彼女は少し表情を緩ませた。多少の嬉しさが滲んでいたように見えた。
以下略



219: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:53:57.46 ID:uh1GYAOp0
新幹P「はっはっは……! やっぱり君はいい男だよ。彼女の一人もいないなんて信じられん」

P「恐縮です。でも俺はまだまだですからね……」

新幹P「まぁ彼女もすぐできるさ。もっとも女性がらみで苦労するだろうけどね……」
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220: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:54:31.09 ID:uh1GYAOp0
P「なんだか深いですね……」

新幹P「まさか……! これが至極単純だってことがいつかわかると思うぜ?」

新幹Pさんはニッと口の端を上げる。
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221: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:55:36.56 ID:uh1GYAOp0
伊達に新幹少女のプロデューサーをやっていない。

俺はちょっとした憧れを抱き、千早のもとへ急ぐのだった。

すぐに千早は見つかった。
以下略



222: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:56:13.56 ID:uh1GYAOp0
P「え?」

驚く俺を見て、やれやれとため息をつく東豪寺さん。

麗華「私のこと忘れたの? 伊織のお兄様」
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223: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:56:43.37 ID:uh1GYAOp0
りん「あのーお二人さん盛り上がってるところですけど私たちのこと忘れてない?」

ともみ「自己紹介、まだ」

千早「そうね。久しぶりの再会で積もる話はあると思いますけど……」
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224: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:57:13.60 ID:uh1GYAOp0
りん「良かったじゃーん麗華! この人に会うためにアイドル始めたんでしょ?」

麗華「はぁ!? な、何言ってるの!? ……そんなわけないでしょう」

りん「だってぇ、アイドルになった理由って誰かに見つけてもらうためって……言ってなかった? ね、千早!」
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225: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:58:01.77 ID:uh1GYAOp0
P「へえ、まあ私には関係ないですけど……」

麗華「それより何で急にいなくなっちゃったの?」

P「……それは」
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226: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:58:53.58 ID:uh1GYAOp0
麗華「ふーん。あなたもあなただけど、家族も家族ね……。追い出すなんてやりすぎじゃあない?」

P「まあ名家水瀬だ。汚点は払拭しときたいんだろ」

麗華「私は汚点だなんて思わないわ。伊織もなぜ止めなかったのかしら……」
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227: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 22:59:38.25 ID:uh1GYAOp0
りん「麗華も大概じゃない……」

ともみ「そうは言っても麗華はたいてい裏目に出るから」

りん「あー……なんかわかる」
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228: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:00:52.50 ID:uh1GYAOp0
麗華は曇った顔にさらに影を落としたが、水銀灯のようにじんわりと、彼女の表情は光を灯した。

千早をチラッと見ると思いつめたような顔をしている。

りん「麗華よかったじゃない! 最愛の人にもう一度会えてさ!」
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