過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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229: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:01:31.37 ID:uh1GYAOp0
P「それじゃあ俺たちはそろそろ行くよ。……千早?」

千早「……え? ええ。行きましょうプロデューサー。それではまた後ほど……」

りん「うん! じゃあね千早とPさん!」
以下略



230: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:02:05.70 ID:uh1GYAOp0
俺は考えもなしにこの仕事を引き受けたのだが、早計だったのかもしれない。

もっと経験を積ませてからでも……。

いや、今さら遅い。
以下略



231: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:02:36.51 ID:uh1GYAOp0
千早は失敗したくないはず。

いや、してはいけないとさえ考えるに違いない。

バカだよ俺は……。
以下略



232: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:03:13.02 ID:uh1GYAOp0
千早「プロデューサー?」

俺はその枷を緩めてやりたいと思った。

P「せっかく人前で歌えるんだしさ、楽しめよ! 自分が気持ちよく歌えればそれでいいって!」
以下略



233: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:04:00.41 ID:uh1GYAOp0
動けずにただ突っ立っているだけの俺だったが、千早がやや混雑した道を人と接触して、しりもちをついたのを見て、ようやく一歩踏み出した。

P「だ、大丈夫か!? 千早!」

走って千早の傍まで行き、隣にしゃがみ込む。
以下略



234: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:04:39.07 ID:uh1GYAOp0
まず技術的なことじゃない。

その面でならアドバイスしてやれる。

P「それ以外か……。千早の怒りの発火点は……」
以下略



235: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:05:12.88 ID:uh1GYAOp0
P「なんだよ……」

冬馬「いやー、あんたもそういうところあるんだなって思ってよ。驚いたまったぜ」

P「バカにしないでくれ……。いや、思い切りバカにしてくれ」
以下略



236: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:05:48.88 ID:uh1GYAOp0
冬馬「でもどうにかなるんだよ」

断言する冬馬くん。

冬馬「いくら失敗しても何度でも立ち向かうのが努力なんじゃねえのか?…俺はそうだった。才能とか関係ねえ。俺にだって才能はねえよ。だが努力はした。そいつは俺を裏切ってない」
以下略



237: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:06:39.76 ID:uh1GYAOp0
P「あと君たちのプロデューサーもしっかりした人だと思うけど……」

冬馬「ああ、あいつは別にそんなことねえ。つまんねーミスばっかするし、この前は遅刻してくるし、気持ちの切り替えも下手だし……」

冬馬くんの口からは女Pさんの短所がスラスラと出てくる。遅刻は俺のせいでもあります。ごめんなさい。
以下略



238: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:07:09.44 ID:uh1GYAOp0
冬馬「うちのプロデューサーは自称大人だから我慢してくれると思うぜ……。それでも気にするなら、あんたが後で直接買ってやってくれよ」

P「……じゃあ、遠慮なくいただくよ」

冬馬「ああ、俺はもう行くぜ」
以下略



239: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:07:52.65 ID:uh1GYAOp0
千早「私のばか……」

そんな千早のもとに女性一人と男性二人がやってくる。

女P「初めまして、ご挨拶がまだでした。961プロ所属ジュピターのプロデューサーを務めております女Pと申します。本日はよろしくお願いします」
以下略



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