過去ログ - 乃々「ここ、どこなんですか……」
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12:名無しNIPPER[saga]
2015/04/12(日) 00:22:00.06 ID:gs2y2Pp50
渡された銃と斧を大事そうに胸に抱いた乃々は、ゲールマンからさらに外の世界への出方と、外からここに帰って
くるには使者が集まる灯りを見つけてそれを側で見つめることと、手強そうな獣に出会ったら決して無策で飛び込む
ことはしないようにとの説明を受けた。
ゲールマン「――それと、君の言っていた世界のことについてだが、私のほうでも出来る限りのことはしてみよう。
期待はしないでほしいがね」
乃々「そ、そんな……ゲールマンさんが悪いわけじゃないですから……」
屋敷の側にある文字の刻まれた墓石へと向かいながらゲールマンとそんな会話を交わした乃々は、少しだけ笑って見せる。
乃々「それにきっと皆が助けに来てくれるって……信じてます」
ゲールマン「……あぁ、来るといいな。では、気をつけて」
乃々「こ、怖いですけど……行ってきます」
外へ出るための方法として説明された通り、墓石に刻まれた場所の名前『Central Yharnam』を見つめながらそこに集まる
使者達に手をかざすと、乃々の体は光りに包まれると共に透明になっていき、まさに一瞬にしてその場から消えるのだった。
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