過去ログ - めだかと善吉の千夜一夜物語
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24:名無しNIPPER[saga]
2015/04/15(水) 01:42:09.66 ID:oFYPZjWj0
真・フラスコ計画が始まって幾日かが経ったときのことだった。
安心院さんの「これで安心めだかちゃん対策ぅぅっ」の第何弾かが終わった後に、
真黒さんが安心院さんに声をかけた。
もちろん真黒さんとは、めだかちゃんの兄であり、
俺の義兄であるところの黒神真黒のことだ。

「安心院さん、鶴喰鴎のことをもう少し聞いていいかな? 
彼はこの前、めだかちゃんを襲撃したようだが、僕はそんな計画を聞いていないよ」

口調は静かだったが、確かに怒りが感じられた。
一時的に俺の味方をしてくれていたが、真黒さんにとっては今も昔も妹が一番なのだ。
真黒さんと名瀬夭歌師匠はめだかちゃんとダーツをしながら、
鶴喰鴎との戦いの様子を聞いたという。

「俺も聞いていないですよ。
確かに俺はめだかちゃんの敵になったが、
めだかちゃんを倒すのは他の誰でもなく俺の役割のはずだ」

今振り返ってみると、なんだか漫画のライバルキャラみたいな台詞だ。
まだ、めだかちゃんのライバルとは口が裂けても言えないほどの実力差はあったんだがな。



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