過去ログ - 零崎人識「魔法少女?」零崎双識「そうともさ」
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10:名無しNIPPER[saga]
2015/04/16(木) 04:36:15.17 ID:eEIZbWyTO
「〜♪」

それにしてもいい街だなぁ。
私はあまりお世辞を言う方じゃないんだが。
ないんだがいい街だ。
つまりはいい街だ。

こうして私が無償で手伝っているところを見ると。
誰も私のことを殺人鬼だとは思わないだろうね。
まぁ魔法少女に会いにいくというのが今回の目的だけれど。
だけれど少しくらい寄り道しても良いだろう。

「おう、細い兄ちゃん、ありがとな」

体の大きいおじさんがそう言いながらお茶を差し出す。

「…」

人の好意に触れるのは久しぶりだ。
私たちの世界では好意が殺意であるから。
殺意以外の思いを抱かれたことがないから。
この気持ちも、悪くない、そんな気がする。

「どうした?いらねぇのか?」

「…いえ、頂きます」

笑顔で差し出されたお茶を受け取る。
作業をこなした私の火照った体に。
その冷たさはじんと染み込んで、少しの間思考を停止させた。

「ありがとうございます」

「例ならあの嬢ちゃんにいいなよ」

「あの年だってのに皆の為に差し入れを持ってきてくれるんだ」

ふぅん。
そんな子もいるのか。
やっぱりこの街は良い街だ。

「…!」

この時私は心の底からこの街に来てよかったと思ったのだ。
知らないとは思うが私はロリコン。
自分で言うのもあれだが小さい女の子が大好物だ!

「…うぇひひ、お疲れ様です」

ストライク!
私は見事、その女の子にノックアウトされてしまった。
あえてもう一度言おう。
ストライク!!


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