過去ログ - 零崎人識「魔法少女?」零崎双識「そうともさ」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/04/18(土) 08:04:52.75 ID:QebcSmuCO
「…おい」
「どうしたんだい、愛すべき弟よ」
このクソ兄貴は。
どうしてこうも人の神経逆なでするような言い方しかできないんだよ。
別に気を使えってんじゃねぇ。
気をつけろっていってんだ。
「…お前が今から巴マミって奴の家に行くのはわかる」
「…俺がついていくってのも、まぁわかる」
「うふふ、賢い弟を持てて私は嬉しいよ」
「だからってなんで俺を縛るんだよ!」
しかも容赦なしにきつく締めやがって!
決めた、殺す!
絶対に殺す。
こいつを殺す理由は数え切れないほどあるが、たった今1つ増えた。
殺す!
「まぁまぁ、そう殺気立つもんじゃないよ」
「ほら、見えてきた」
「あん?」
兄貴の針金のような指の先には。
中学生の一人暮らしにしてはいささか贅沢に見えるマンションがあった。
「…ここが魔法少女、巴マミの家…?」
魔法少女というから。
一体どんな家なのかと少し期待していたのだが。
蓋を開けてみるとなんてことない、ただのマンションだ。
「…なぁ」
「なんだい?」
「…俺たちが巴マミの家に入るのを誰かに見られたらどうすんだ?」
「それを聞くのかい?」
…。
「まぁ一応」
「殺す」
「女も?」
「女も」
「子供も?」
「子供も」
「年寄りも?」
「お年寄りも」
全くつまんねぇ。
動かない的をぶっ殺すなんざ零崎じゃなくてもできる。
「つまりいつも通りって訳ね」
「あぁ」
殺すことに抵抗がないと言っても。
こうも続けばうんざりもする。
まぁ、それが零崎なんだよな。
ほんと、傑作過ぎる。
「老若男女、容赦なし、だ」
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