過去ログ - 零崎人識「魔法少女?」零崎双識「そうともさ」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/04/23(木) 06:19:23.05 ID:5YnDwBRwO
「…!」
夥しいほどの銃弾。
一発一発が致死量の威力を持ち、その一つ一つが確かな敵意を持って俺に突っ込んでくる。
それを。
「…おらっ!」
間一髪で避ける。
「なっ…!?」
「おいおい、女、ちゃんちゃらおかしいぜ」
「俺はただの人間、零崎だ」
「どっかの嘘つきとは作りが違うんだよ」
嘘つき。
その言葉が指す人間は考えるとおりだが。
ここでその言葉をはなったのは全くの偶然だった。
しかし。
「…嘘つき…?」
意外にも、その女はその言葉に反応した。
「…あなた…あのお兄ちゃんを知ってるの?哀川さんを…嘘つきのお兄ちゃんを知ってるの…!?」
…おいおい。
見るからにこりゃあ。
フラグたってねぇか欠陥人間。
そうか、あいつは人類最強に付いて行ったのか。
だからこそ、見て取れる。
この女、甘すぎる。
「…さぁな、お前が死んだら教えてやるよ」
「…」
「…ふふふ」
…なんだ?
恐怖でネジでも飛んじまったか?
「…あなた、似てるのね」
「どことなく、ううん、お兄ちゃんにそっくり」
またそれか。
確かに自分でも写鏡のようだとは思うが。
思うが、それを他人に言われるのは少し面白くねーな。
「…でもね」
「あ?」
「私はお兄ちゃんが好きだったけれど」
「あなたのことは、大嫌い」
別に好かれようと思ってはいねぇさ。
ただ初対面の女にそこまで言われたのは久々だからな。
少しだけ涙腺が緩んだだけだよちくしょう。
「…じゃあどうする?殺してバラして揃えて晒すか?」
さっきの銃を見た限りでは、コイツの技にはスキがある。
それもデカいスキだ。
俺ならその術を使う一瞬に…
「…っ!?」
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