過去ログ - 零崎人識「魔法少女?」零崎双識「そうともさ」
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6:名無しNIPPER[saga]
2015/04/16(木) 04:18:26.48 ID:eEIZbWyTO
「んー…うまっ」

なかなかレベルの高い鯛焼きだな。
結局歩きまくったがクレープ屋が見つからなかったもんで。
仕方なく鯛焼きを買ってみたけど。
なかなかどうして悪くねぇ。

「おっちゃん上手いよ、もいっこ」

俺はたい焼き屋の屋台のオヤジに百円玉を渡してもう一つ買う。
ただ人を殺す零崎が人間らしい事をするなんて。
人を殺すやつが人間よりよっぽど人間らしい、とかそんなこと。
傑作だな。

「…んにゃ、戯言か」

映し鏡の口癖を真似ながら俺は新しい鯛焼きを口に放り込む。

こうして見てみると魔法少女?とか言うのとは縁の無さそうな平和な街だ。
まるで俺なんかがいちゃいけないような。
平和すぎる街。

「まっ、平和な街なんてどこにでもあるよな」

最後の一口を放り込んで。
その屋台を後にしようとする。
その時聞こえて来た大きな声と。
やかましいくらいの悲鳴を俺はきっといつまでも忘れないだろう。





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