過去ログ - ワンダと阿知賀 玄「その1ですのだ!」
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31:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:17:44.86 ID:wWpDrgzd0
その蘇生法とはこのいにしえの地に存在する16体の巨像をいにしえの剣を使い破壊せよということだ。だかそれは禁術であり、村の司祭[エモン]も「それだけは決してしてはならぬ」と固く禁じておるのだ。


32:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:19:55.12 ID:wWpDrgzd0
だかワンダという男はモノがそれで助かるのであれば、禁術だろうと何だろうと、平気で手を染める男だ。


33:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:22:32.02 ID:wWpDrgzd0
ドルミンは明らかに自分を利用しようとしている。だがその結果モノが助かるのであれば利用されようと構わない。とワンダはすでにこのいにしえの地で命を落としていい覚悟だ。


34:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:26:10.72 ID:wWpDrgzd0
ワンダの最後の記憶は早速その巨像の一体目を悪戦苦闘しながらもなんとか倒し、崩れ落ちる巨像の身体から這い出てくる黒い触手のようなもので胸を貫かれる所までだった


35:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:28:38.01 ID:wWpDrgzd0
そして次に目を覚ました場所は明らかにいにしえの地の神殿ではなく、別の土地の、見知らぬ少女2人が目の前にいたことだった。


36:名無しNIPPER
2015/04/29(水) 23:31:36.78 ID:wWpDrgzd0
ドルミンの仕業に思われたが、そんなことをしても何の徳もない。そんなことを考えていると、黒髪の方の少女がマツミカンのジュウギョウインなるものをしてみないかと勧誘してきた。


37:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:32:03.82 ID:wWpDrgzd0
ドルミンの仕業に思われたが、そんなことをしても何の徳もない。そんなことを考えていると、黒髪の方の少女がマツミカンのジュウギョウインなるものをしてみないかと勧誘してきた。


38:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:33:10.21 ID:wWpDrgzd0
訂正 sagaついてる方が正しいやつです。


39:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:40:18.63 ID:wWpDrgzd0
ワンダ「いきなり何だ?ジュウギョウインになれといわれても…」
玄「皆まで言わなくていいのです!さぞ辛かったでしょうね…ワンダさんはただのコスプレ好きの留学生さんなのにいろんな人から白い目で見られてきた日々が想像できるよ…」
ワンダ「な…何言ってるんだ?コスプレ?リュウガクセイ?」


40:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:42:11.62 ID:wWpDrgzd0
聞きなれぬ単語が次々と出てきて、明らかに困惑するワンダ、ちなみにこの服装は彼にとってはコスプレではちゃんとした正装である。


41:名無しNIPPER
2015/04/29(水) 23:47:32.40 ID:wWpDrgzd0
訂正

36 得
40 コスプレではなく

以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 23:53:50.31 ID:wWpDrgzd0
玄「でも我が松実館では、キチンと働いてくれる人なら、どんな人でも受け入れるよ!あっ、でも流石に簡単な面接は受けてもらうけど」

宥「玄ちゃんもこう言ってることだし、
どうかな?ワンダさん。ここの旅館で日本の正しい文化を学んでみるのは?」

以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2015/04/30(木) 00:03:53.69 ID:QQvhQgp30
ワンダの答えはもちろんNOである。自分
にはモノを救う使命があるし、この別世界を抜けだし、愛馬アグロとモノを探し出さねばならない

ワンダ「悪いが、そんなことをしている余裕は…」

以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2015/04/30(木) 00:15:53.70 ID:QQvhQgp30
玄「あ!紹介するね今日からここの従業員になるワンダさんで〜す!日本語はちゃんと話せるみたいだよ。」

ワンダ「なっ…」

板前「ん〜?んな話聞いてなかったが…
以下略



45:名無しNIPPER[saga saga]
2015/05/01(金) 21:47:24.17 ID:ImVqWOdm0
松実館従業員部屋

ワンダ(…俺は何をしているんだ…)

玄「おー!ワンダさん、外国の人なのに和服似合うね!あとそのカチューシャ外して、この手拭い頭に巻いてね。」グイ
以下略



46:名無しNIPPER[saga saga]
2015/05/01(金) 22:03:01.64 ID:ImVqWOdm0

ワンダ(…ギュウ)

玄「ちゃんと巻けましたか?それじゃ、ワンダさん。早速だけど、あそこの大広間に食べ終わった料理の器を片付けにいこっか。」

以下略



47:名無しNIPPER[saga saga]
2015/05/01(金) 22:08:10.37 ID:ImVqWOdm0
大広間

玄「そうそのお盆の上にお皿を置いて…ワンダさん!そんなに乗っけて重くないの!?」

ワンダ「?別にどうということはないが?」
以下略



48:名無しNIPPER[saga saga]
2015/05/01(金) 22:18:36.89 ID:ImVqWOdm0
玄「あ…はい!今日から入ってきたんです。」

ワンダ「ワンダと言います。」ペコ

明らかに年上とわかる人間には敬語を使うワンダ。村の司祭エモンに幼少のころから仕えていたため、武術と共に礼節を弁える人間に躾られていた。
以下略



49:名無しNIPPER[saga saga]
2015/05/01(金) 22:26:32.60 ID:ImVqWOdm0
女子大生グループにすっかり気に入られ、あれこれ質問攻めを受けるワンダ

玄「あわわ、ワンダさんが大変なことに」

女将「玄ちゃんあれはあんたの彼氏さんんかい?それとも、宥ちゃんの?」
以下略



50:名無しNIPPER[saga saga]
2015/05/01(金) 22:38:12.81 ID:ImVqWOdm0

可憐な巨乳姉妹こと松実姉妹の存在でこ
の松実館では、その姉妹目当てで男性客は多いが、女性客は少ない。それもここの男衆の板前たちは皆適齢期過ぎたオヤジばかりなのである。簡単にいうと、若い男がいない。

女将(どっから来た子か知らないけど使わない手はないねぇ)
以下略



51:名無しNIPPER[saga saga]
2015/05/01(金) 22:42:28.93 ID:ImVqWOdm0

それに女性客だけではなく、すっかり板前達にも気に入られたワンダ

板前「おーい。ワンダ、梅の間って部屋にこの配膳運んできてくれ。」

以下略



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