123: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:30:01.45 ID:20UOmYBU0
穂乃花「忍ちゃん……。一生に一度かもしれない奇跡、しっかり見届けようね!」ガシッ
忍「勿論です!」グッ
アリス(ホノカ……カレンを見られてもいいのかな……)
124: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:30:50.66 ID:20UOmYBU0
綾「まぁでも、いいことよね。私が行くまで寝てた陽子と違って」
陽子「うっ、悪かったって。私だって楽しみにしてたんだぞ? 楽しみにしすぎて寝られなかっただけで」
忍「気持ちはよく分かります、陽子ちゃん」
125: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:31:47.01 ID:20UOmYBU0
カレン「おっはようゴジャイマスー!」
いつもよりテンション高めに会話をしているとカレンちゃんが一番最後に到着。
ミニスカートにヒラヒラした可愛らしいブラウス、ネクタイ、白のニーソックス……嗚呼、カレンちゃんは今日も綺麗だ。一目見たただそれだけで幸福感を得ることができる。
126: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:33:06.17 ID:20UOmYBU0
何事もなく数時間の移動を経て目的地に到着。
私はカレンちゃん以外にも、カレンちゃんのお母さんや忍ちゃん、アリスちゃん……普段プライベートなことをじっくり話したことがない人達と色々お話をした。
これこそ、休日だからできること。部活動をしていなければもっとこんな機会があったのかなぁ、なんて思ってしまうけど――テニスも同じくらい楽しいこと。いっぱい楽しいことがあって幸せだってことだよね。
穂乃花「――うーんっ。着いたねー」
127: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:34:39.74 ID:20UOmYBU0
カレン「さーみんな、さっそく行きまショウ!」
対してカレンちゃんのテンションは相変わらず。忍ちゃんの周りに立つ私達の前で、はしゃいだ声を出す。
荷物が入っているであろうキャリーバッグをコロコロと転がして、両親さんたちに続いて旅館の中へ。
128: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:35:40.19 ID:20UOmYBU0
忍「これは……?」
アリス「あわわわ、カレンったら……」
陽子「……?」キョトン
129: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:37:08.67 ID:20UOmYBU0
カレンちゃんと同じ部屋。
待ち望んでいたといえば待ち望んでいたけど、まさかみんなとの旅行の最中でそんなことになるなんて!
それにご家族の人もいるのに――って、そういうことは、公認!?
穂乃花「ごごめんねカレンちゃん。許容範囲を軽く超えてきて頭が――」
130: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:38:02.32 ID:20UOmYBU0
といってもそんなすぐ二人きりで部屋で過ごす流れになるわけがなく――私とカレンちゃん、みんなは温泉街を見まわることに。
いつももそうだけど、それ以上に楽しい時間だった。
こういう時間はやっぱり大切なんだと思う。
ずっとみんなと遊んでいたい。そう思える人達に出会えた。私はすごく幸せ者なのだろう。
131: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:38:47.64 ID:20UOmYBU0
カレン「……? どうしマシタ? ホノカ」
綾(これは、穂乃花が勇気を出して……!)
穂乃花「二人でお散歩とか……どうかな?」
132: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/08/02(日) 05:39:59.52 ID:20UOmYBU0
カレン「それでは、ホノカとラブラブしてきマス!」
忍「頑張ってください、ふたりとも!」
陽子「仲良くねー」
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