過去ログ - 艦娘という存在
1- 20
12:名無しNIPPER[ ]
2015/04/26(日) 20:40:04.00 ID:eM9XkrPr0
 第一艦隊の旗艦には、私の秘書をやってもらうことにしている。強いて言えば『秘書艦』だ。
 今日は電がやってくれている。

 提督の執務は相当に大変で、作戦の考案、戦果の艦娘別のまとめ、上への報告、情報のまとめ、などなど、多岐にわたる。
 ほとんどのものは秘書艦と分配してやっているが、一つ、私一人でやらなくてはならないものがある。

 「電、それが終わったら、部屋に戻っていいぞ」

 「えっと……まだお仕事が残っていますが」

 「私の仕事だから、心配ない。先に帰ってくれ」

 「では、お先に失礼します」

 電は最後の仕事を終え、執務室から出ていった。
 それを見計らい、私はメールアプリを、パスワードを入力して起動させる。

 一日の最後に行い、なおかつ、艦娘に見られてはいけないもの。
 それは、艦娘の健康状態を本部に送ることだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
58Res/36.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice