過去ログ - オリジナル百合SSアンソロジー集
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136: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:20:59.30 ID:wyWOSsego
安曇「……」

安曇「……は?」

夕貴「ごめんなさいセンセ、ちょっとした冗談です♪」
以下略



137: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:32:56.89 ID:wyWOSsego
安曇「全く……貴女のせいで二日酔いがすっかりさめてしまいました……」

夕貴「あ、あー! なるほど! センセー二日酔いだったからベッドで横になってたんですね!」

安曇「……はっ」
以下略



138: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:47:57.26 ID:wyWOSsego
安曇「はぁ……貴女はもう少し落ち着いた方がいいかもしれませんね」

夕貴「十分落ち着いていると思いますけど……?」

安曇「そうですか……じゃあ、そういうことにしておきましょうか」
以下略



139: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:59:32.69 ID:wyWOSsego
夕貴「……ふふ」

夕貴「なんでだと思います?」

安曇「……それが分かったら、昨日は酔いつぶれませんでしたよ」
以下略



140: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:11:44.45 ID:wyWOSsego
「……それは、私が小学1年生の頃です」

「私は、当時から結構活動的で、学校が終わった後、毎日のように暗くなるまで遊んでたんです」

「それで、しょっちゅう親に心配され、怒られてたんですけどね。 反省しないで、また暗くなるまで遊んでました」
以下略



141: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:25:27.30 ID:wyWOSsego
「センセーは、泣きそうになっていた私を慰めてくれました」

「ただ、その当時のセンセーは……えと、こういうのもアレですが!」

「頼りない、というか、味方にするには心細い感じの人でしたね!」
以下略



142: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:34:05.80 ID:wyWOSsego
夕貴「だけど、それきり、センセーと会うことはありませんでした」

安曇「……違う県の大学に通っていたから……」

夕貴「みたいですね。 ……私は、その時の温もりが、いつまでも忘れられなくて」
以下略



143:名無しNIPPER[sage]
2015/05/31(日) 01:44:15.71 ID:PKwDHDnXo
うむ


144: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:50:07.65 ID:wyWOSsego
夕貴「それで、このハンカチは」

安曇「こぼれそうになっていた涙を拭くように、私が渡したもの……ですね」

夕貴「はい……」
以下略



145: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:56:37.38 ID:wyWOSsego
安曇「改めて、ありがとうございました……陸羽さん」

夕貴「こちらこそ、あの時、助けてくださって、ありがとうございまし……」

夕貴「……」
以下略



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