過去ログ - オリジナル百合SSアンソロジー集
1- 20
140: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:11:44.45 ID:wyWOSsego
「……それは、私が小学1年生の頃です」

「私は、当時から結構活動的で、学校が終わった後、毎日のように暗くなるまで遊んでたんです」

「それで、しょっちゅう親に心配され、怒られてたんですけどね。 反省しないで、また暗くなるまで遊んでました」
以下略



141: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:25:27.30 ID:wyWOSsego
「センセーは、泣きそうになっていた私を慰めてくれました」

「ただ、その当時のセンセーは……えと、こういうのもアレですが!」

「頼りない、というか、味方にするには心細い感じの人でしたね!」
以下略



142: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:34:05.80 ID:wyWOSsego
夕貴「だけど、それきり、センセーと会うことはありませんでした」

安曇「……違う県の大学に通っていたから……」

夕貴「みたいですね。 ……私は、その時の温もりが、いつまでも忘れられなくて」
以下略



143:名無しNIPPER[sage]
2015/05/31(日) 01:44:15.71 ID:PKwDHDnXo
うむ


144: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:50:07.65 ID:wyWOSsego
夕貴「それで、このハンカチは」

安曇「こぼれそうになっていた涙を拭くように、私が渡したもの……ですね」

夕貴「はい……」
以下略



145: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:56:37.38 ID:wyWOSsego
安曇「改めて、ありがとうございました……陸羽さん」

夕貴「こちらこそ、あの時、助けてくださって、ありがとうございまし……」

夕貴「……」
以下略



146: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 02:09:55.47 ID:wyWOSsego
夕貴「いやー困っちゃいましたね! まさかすでにプロポーズされていたとは……!」

安曇「……」

夕貴「来月に恋人とか、そういうレベルではなく、10年も前にすでにふーふですよコレ!」
以下略



147: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 02:12:20.21 ID:wyWOSsego
今宵はここまで。


148:名無しNIPPER[sage]
2015/05/31(日) 03:16:41.96 ID:h0zZS6sJO
俺もこのぐらい書けるようになりたい
いいですわゾ~


149:名無しNIPPER[sage]
2015/05/31(日) 10:56:54.16 ID:c266L+sbO

あの時のお姉さんだって気付けるのも凄いけど
それだけ想ってたなら運命感じちゃうだろうな


218Res/153.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice