17:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/10(日) 16:40:31.41 ID:LDSt2pnJ0
それ以来、彼は彼女の甘言を信用しないように振る舞った。
彼女と時折出会う朝は、友情代わりに繰り出されるシャブをひらり、ひらりと躱しながら
出勤をするのが常だった。
それで益があるとすれば
彼女がちょっぴり満足して、機嫌が良くなることぐらいだった。
そして、会社の雰囲気が自然と明るくなる。
会社の人間はどことなくそれを感じ取って
彼には要らぬちょっかいを出さないのだが
当人が知る由もない。
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