12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:42:01.84 ID:tcuIPDrV0
姫「すみません…私、友達ってよくわからなくて」
王子「あっ、俺と会ってくれるだけでいいんです。それで色々お話できれば」
姫「会ってお話する…それが友達?」
13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:42:53.47 ID:tcuIPDrV0
>翌日
王子「〜♪」
数日分の食料を背負った王子は、鼻歌を歌いながら外壁をよじ上っていた。
14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:43:28.52 ID:tcuIPDrV0
姫「それで王子様…お友達って、お話をするんでしたっけ…?」
王子「そうでしたね」
王子(いかん、自分が言ったことを忘れていた。でも「姫様をじっと見ていられるだけでいいんです」なんて、口が裂けても言えるか)
15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:44:17.22 ID:tcuIPDrV0
王子「俺の国は小国だけれど、勇者を生んだ国ってことで今大注目で〜」
姫「勇者…魔王を討った方ですね」
王子「そうそう。一応俺は勇者と幼馴染でもあるんです。で、勇者は俺の姉様と恋仲でもあり、近々結婚すると思う」
16: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:44:58.81 ID:tcuIPDrV0
姫「う、ふふふっ」
しばらく話すと姫の緊張感も大分溶けたようで、姫は口元を抑えて大笑いする様子も見せた。
姫「王子様って、とても好奇心旺盛で、色んなことを知っていらっしゃるのね」
17: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:45:40.78 ID:tcuIPDrV0
>翌日
姫(面白いものって何だろう)
姫は王子が来るまでの間、身支度を整えていた。
18: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:46:28.89 ID:tcuIPDrV0
王子「髪型変えたんですね。涼しげでいいですね」
姫(気付いてくれたっ!)
王子「あれ、もしかして髪飾りを選んでいた所ですか?」
19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:47:00.36 ID:tcuIPDrV0
王子「そうだ。それで今日はこれを持ってきたんです」
姫「カードですか…?」
王子「はい!これなら屋内でも十分遊べます!」
20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:47:34.76 ID:tcuIPDrV0
・
・
・
姫「ああぁ〜、わからなくなりましたーっ」
21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:48:07.86 ID:tcuIPDrV0
王子「そうですね…」ズキズキ
王子(マジで神経が衰弱した…)ズヨーン
姫「あ、もう暗くなってました!すみません王子様、こんなに長時間付き合わせてしまって!」
92Res/60.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。