過去ログ - 王子「囚われの姫君に恋をした」
1- 20
43: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:28:32.94 ID:X87xais80
姫「そんなこと、ありません…」

姫は弱々しくだが、王子の言葉を否定した。

姫「王子様が必要とされてないなんて…そんなはず、ありません」

王子「でも俺は――」

姫「だって!」

今度は強い口調で遮る。
その勢いに、王子は驚き言葉を止めた。

姫「私は外のことはわかりませんし、王子様の周辺のことはわかりません。それでも――」

姫は王子に一歩近づき、彼の瞳を見つめた。

姫「私が貴方を必要としていますから…」

王子「姫様…」

嬉しいはずの言葉なのに、衝撃が大きすぎて、頭にすんなり入ってこなかった。
それよりも、信じられないという気持ちの方が大きくて。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
92Res/60.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice