過去ログ - わたしのいきる道
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24:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 22:31:24.37 ID:fS572BUV0
ただいま!

誰もみてないんじゃないかと思ってたのでレス感謝です


25:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 22:36:19.29 ID:fS572BUV0
Side-Bに入る前の注意点

Aが父親なのでBは娘視点となります

割と最初から娘が流暢にしゃべってますが
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 22:44:13.53 ID:fS572BUV0
Side-B


物心がついたころから
わたしには好きな人がいた
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 22:51:37.92 ID:fS572BUV0
「おうだんほどうは、てをあげてわたりましょう!」
「くるまはあぶないので、ぜったいにひとりでえんないからでてはいけませんよー!」
保育園で先生がみんなに言い聞かせている

車は危ない
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 22:58:44.42 ID:fS572BUV0
条件があてはまるタイミングをわたしは待つ
まずは雨の日
そしてお母さんがお迎えに来る日
どうせなら、嬉しくないこと
会えない――そうだ、遅れてくる位のほうがいい
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 23:04:15.20 ID:fS572BUV0
お母さんは車に食べられた
保育園からは人がでてきた
食べた車からも人がでてきた
食べてない車からも人が出てきた
みんななにか大きな声で話してるけど、よくきこえない
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 23:13:29.75 ID:fS572BUV0
一つ失敗したなと思う
お母さんがいなくなって、あの人の元気がない
お母さんの分までわたしに全てをくれると思ったのに
でも、いいや
これからずっと一緒だもの
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 23:17:32.07 ID:fS572BUV0
あの人とふたりだけの暮らしが始まった
あの人は一人でお母さんの仕事までしようと頑張っている
わたしは少しでも負担を軽くしてあげたくて
普通の子よりも早く成長した
いや、もともとあの人を自分だけのものにするために
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 23:26:55.83 ID:fS572BUV0
多分だけど、わたしはモテる
お母さんに似て顔つきはいいし、気配りだってできる
噂話も小耳にはさむ
でも学校の子たちは私の対象外だ
それが態度で分かるのか、告白してきた子は今までいない
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 23:32:48.58 ID:fS572BUV0
お墓へ着くと誰かが先に来ていた
お母さんが死んでからそれなりに経つけど
今日みたいな日は、お墓参りに来てくれる人も珍しくない
一礼をしてすれ違う男性
知っている人かなと顔を確認してみた
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/05/20(水) 23:40:00.14 ID:fS572BUV0
臭いし、汚いし、近くにいたくない
お昼休み中の友達たちとの会話で
彼女たちは自分の父親をそう評している
そう思うなら、臭くならないよう、汚くならないよう
努力すればいいと思うのだが
以下略



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