過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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832:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 22:55:29.63 ID:mtsPCWwPo
今日の食事当番は黒猫と沙織だった。さすがの黒猫、和食メインだが完璧な味付けと栄養バランスだった。
ちなみに、料理が出来ない俺と壊滅的な腕を持つ桐乃は当番から除外されてたりする。それ以外の事をちゃんとやってるけどな。
833:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 22:57:18.02 ID:mtsPCWwPo
加奈子「その女は男を見る目持ってんなー。そこだけはほめてやる」
あやせ「加奈子、わたしたちがいないタイミングでハイエナのように寄って来た浅ましい女よ。褒めないで」
834:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 22:58:19.04 ID:mtsPCWwPo
京介「こりゃ駄目だ。あやせ、ちょっと俺の部屋に行こうな?」
あやせ「……なぜですか」
835:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:00:02.67 ID:mtsPCWwPo
俺の部屋に入ると、中央にはエロコレクションの塊。そういや片付けないまま飯を食べに移動したんだったな。てへ、失敗しちゃった。
あやせ「……」
836:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:00:30.60 ID:mtsPCWwPo
京介「ああ、俺は怒ってないから良いよ」
あやせ「ごめんなさい、ごめんなさい。わたし、京介さんにひどいことを言ってしまって……ごめんなさい」
837:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:01:41.58 ID:mtsPCWwPo
それから小一時間、あやせは激高したり意気消沈したり泣き出したりと、あまりにも落差の激しい自分の感情を明らかに持て余していた。
ずっと感情を爆発させ続けたあやせは、今は疲れ切って落ちるように眠っている。
838:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:02:42.40 ID:mtsPCWwPo
麻奈実「やっぱりきっかけはきょうちゃんが告白されたのを隠してたから?」
京介「きっかけはそれかもしれないけど、今日のあやせはそんなレベルじゃなくておかしかった」
839:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:03:49.58 ID:mtsPCWwPo
その時、階段を上ってくる音がして、あやせが姿を現した。
あやせ「あの……」
840:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:06:58.77 ID:mtsPCWwPo
あやせの情緒はその後数週間は不安定なままだったが、俺たち全員のフォローもあって大過なくやり過ごし、やがて徐々に落ち着いていった。
あやせ「ごめんね、迷惑かけてばかりで」
841:名無しNIPPER[saga]
2015/06/26(金) 23:08:15.95 ID:mtsPCWwPo
京介「ただいまーっ。あやせは!?」
桐乃「おかえり。みんないるよ。モチロンあやせもいる」
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