103:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:32:10.47 ID:8Qk0vOMw0
矢矧「また会ったわね。番頭さん」
摩耶「……うす」
テーブルたどり着くと、矢矧さんは微笑みながら、麻耶ちゃんは気まずそうに迎えてくれた。
というか麻耶ちゃんまだ引きづってるのん?
その中でなぜか瑞鳳さんも気まずそうにしていた。……なんで?
「お疲れ様です。矢矧殿、麻耶殿。……はい、瑞鳳さん」
二人に頭を下げながら、片方の手に持ったトレイを瑞鳳さんの前に置く。
瑞鳳「あ、ご、ごめん。持ってこさせちゃったね」
「いいよ。これくらい」
そう言いながら僕もトレイをテーブルの上に置き、腰を下ろす。
さて、飯だ飯だ。
矢矧「ふーん」
テーブルに備え付けられた箸に手をつけたところで、矢矧さんが興味深いようなものを見たように息を吐いた。
瑞鳳「え、な、なに?」
矢矧「ふふ、いえ、本当に優しいんだなって思って」
からかうように矢矧さんは微笑む。
三人で何話してたんだろうか。私、気になりません!いや気にならないのかよ。
瑞鳳「ちょ、ちょっとっ」
矢矧「瑞鳳が言ったことじゃない。あの人とっても優しいんだって」
瑞鳳「そ、そうだけど……」
瑞鳳さんがからかわれてる。なんか新鮮だな。
ていうか瑞鳳さん何恥ずかしいこといってるの?僕まで恥ずかしくなるから止めてくだちぃ。
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