200:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/16(日) 22:53:59.74 ID:6SztFq7k0
僕の本音と沢山の嘘とを練り合わせた歪な慰め。
どの口が言うんだろうか。本当に。
それに如月ちゃんはきょとんとした表情を浮かべている。失敗したかなこれ。
201:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/16(日) 22:58:12.00 ID:6SztFq7k0
・・・・・・・・
その後、僕は修理を再開しつつ、如月ちゃんから質問の猛攻撃を食らった。
曰く、殿方の喜ぶものを知って、提督に御奉仕したいのだと。
202:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/16(日) 22:59:06.19 ID:6SztFq7k0
部隊の皆に、か。そういえば同じようなものを付けていた子たちもいたな。
なかなか粋なことを……ん?そういえば……。
203:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/16(日) 23:00:28.17 ID:6SztFq7k0
「如月殿」
如月「……はい?」
204:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/16(日) 23:01:09.66 ID:6SztFq7k0
続く。
205:名無しNIPPER[saga]
2015/08/24(月) 00:53:39.91 ID:B4Rc94yd0
僕の言葉に如月ちゃんは僕から目を反らし、顔を伏せた。
彼女の長い髪が垂れ、表情を隠す。窺い知ることはできないが、きっと明るい表情ではない。
206:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/24(月) 00:54:43.60 ID:B4Rc94yd0
如月「……どうして?番頭さんと私たちはまだ知り合ったばかりじゃないですか。それなのに……どうして?」
「僕がそうしたいから……では駄目でしょうか」
207:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/24(月) 00:56:26.48 ID:B4Rc94yd0
如月「でも」
208:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/24(月) 00:59:30.30 ID:B4Rc94yd0
どう返していいものかと首に手を当てていると、如月ちゃんはすっと表情を真面目なものに変えた。
如月「弥生ちゃんのこと、お話してもいいですか?……いえ、聞いてもらえませんか。お願いします」
209:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/24(月) 01:00:11.46 ID:B4Rc94yd0
如月「……ふふっ」
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