27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/07(日) 20:45:26.04 ID:/wg+rTe60
提督「随分素直だな。そこまでされてもばれない自信があるのか?」
「ここまでされては浅慮な私ではどうすることもできません」
提督「そうか」
そういうと、提督は満足げに笑みを見せる。
そして吸っていた煙草を揉み消すと、おもむろに立ち上がった。
提督「立て」
「はっ」
提督「俺の目を見ろ」
「はっ」
その言葉に従って立ち上がり、提督の目を見据える。
彼の眼光はとても鋭く、僕の何かを見透かそうとしているようだった。
提督「お前、キサラギをどう思う」
「軍の一機関です」
提督「違う。個人的にだ」
「畜生にも劣る、クソ以下の存在です」
長い沈黙が訪れる。
その間、僕も提督も目を反らすことは無かった。
やがて提督は満足したのか、満面の笑みを見せる。
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