378:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:36:41.05 ID:wcpQ9csX0
「なるほど。……卯月殿とは学校からのご関係なんですか?」
379:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:38:32.22 ID:wcpQ9csX0
「それでは『学校』に居た頃は卯月殿とも仲が良かったんですね」
弥生「……はい。とくに仲、良くて……いつもうーちゃんが私を引っ張ってくれて、色んな所に連れて行ってくれて……」
380:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:40:44.00 ID:wcpQ9csX0
それから弥生ちゃんは辛そうにしていた表情を笑顔に変えて、様々な思い出を語ってくれた。
キサラギによって植えつけたれた、偽りの記憶を。
381:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:42:02.77 ID:wcpQ9csX0
弥生「楽しかったなぁ……」
一通り思い出を語り終えると、弥生ちゃんは息をついてそう言葉を零した。
382:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:43:06.84 ID:wcpQ9csX0
卯月ちゃんに弥生ちゃんと共に過ごした記憶がないとも言い切れないが、弥生ちゃんが共に過ごしたという記憶をもっている以上
卯月ちゃんにも同様の記憶が植えつけられていない可能性は薄い。でなければ齟齬が生じてしまう。
383:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:44:35.92 ID:wcpQ9csX0
―――――
その後、いつ卯月ちゃんと話すかを大まかに話し合った後、二人でドックから出て、工廠へと向かった。
その間、なんとなく弥生ちゃんの距離がドックへ向かった時よりも近い気がした。
384:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:45:58.79 ID:wcpQ9csX0
・・・・・・
摩耶「おせぇぞ。たっくよぉ」
385:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:47:24.42 ID:wcpQ9csX0
感心したように大きくうんうんと摩耶ちゃんは頷く。
というか感心されるほどのものじゃない気がするけど……というか弥生ちゃんと僕って仲良くなったんだろうか。
386:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:48:48.28 ID:wcpQ9csX0
摩耶「あ?あー。お前のことを探しにいったんだよ。いつまで経っても来ないから心配してよ」
……そうか。卯月ちゃん達に頼んだだけじゃなくて、自分も探しに行ったのか。
387:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/15(日) 22:50:14.10 ID:wcpQ9csX0
瑞鳳「その……ちょっと、話、いい?」
その沈黙を先に破ったのは瑞鳳さんだった。
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