過去ログ - [艦これ]番頭さん
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463:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/10(日) 00:33:02.06 ID:e3H/TfZi0

五十鈴『……輸送艦の襲撃は囮ってこと?』

提督「そうだ」

五十鈴『私たちが囮に誘き寄せられたってことは……まさか、目的って!?」


そう、此処だ。と提督は頷く。

以前はこういった質問は直ぐに解らないと癇癪を起していたが、成長したものだと提督は喜びを感じていた。


提督「囮の輸送艦襲撃、誘き寄せられた俺達、手空きになった鎮守府、そして不在の棲姫。……誰がどこに来るか、教えて貰っている様なものだ」


敵の目的を提督は嘲りを込めて鼻で笑う。

だがそんな彼の内心を知らず、五十鈴は驚愕と心配が混じりあった声を上げた。


五十鈴『そんな!それじゃあ鎮守府が!大丈夫なの!?』


普段はツンツンとして素直でない彼女だが、こういった仲間が危機に陥ったときは一転して素直になる。

可愛いものだと提督は内心微笑ましく思った。


提督「半数の仲間を残してあるだろう?心配はいらない」

五十鈴『でも……』


そう言ったものの、五十鈴の不安は拭い切れてはいなかった。

普段からこの調子ならもっと可愛げもあろうにな、と提督は笑う。

そんな彼女に悪戯心が彼に生まれてしまうのも、ある意味当然なのかもしれない。



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