85:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:07:06.18 ID:8Qk0vOMw0
瑞鳳「あれ?卯月ちゃん番頭さんと会ったことあるの?」
卯月「あ、そ、そうぴょんっ!さっき・・・・・・たまたま・・・・・・ぴょん!ね、ふみちゃんっ」
文月「あ、え、えーと・・・・・・・そのう・・・・・」
卯月ちゃんは必死に誤魔化そうとし、文月ちゃんは突然のことと罪悪感を感じているのかひたすらおろおろとする。
そんなんじゃ私達なにかしましたって言ってるようなもんだから。頑張って。
瑞鳳「なんだかおかしいなぁ・・・・・・。あ、もしかして」
やっぱり駄目でした。二人の様子に瑞鳳さんはなにか感づいたらしい。腰に手を当ててさっき僕に見せたお怒りモードに入る。
それを見て卯月ちゃんは冷や汗を流し、文月ちゃんは体をびく、と震わせた。
悪戯されそうになったし、放っておいてもいいんだけど・・・・・・。可哀想だし助け舟を出すか。
お説教をしている間、暇になってしまうし。
「卯月殿、文月殿。お疲れ様です。先ほどはわざわざご足労頂きありがとうございました」
「「「え?」」」
瑞鳳さんは解るけど、ほかの二人はその反応しちゃ駄目でしょ・・・・・・。
「瑞鳳殿。先ほど卯月殿と文月殿はわざわざ挨拶に来てくれたのです」
瑞鳳「・・・・・・そうなの?」
まだ信じ切れていないのか、瑞鳳さんっは疑いの視線を卯月ちゃんと文月ちゃんに向ける。
卯月「そ、そうぴょんっ!ばんとーさんが来るって言うからふみちゃんと一緒に挨拶に行ったぴょんっ!ねっ?ふみちゃんっ」
文月「う、うん・・・・・・・そうだ・・・・・・よ?」
文月ちゃん首かしげちゃだめだから。それに何で僕を見るの。
それを見て、瑞鳳さんは僕のほうへと問いかけるような視線を向けてきた。僕は小さく首を縦に振る。
ようやく瑞鳳さんは納得してくれたのか、腰から手を下ろし、お怒りモードから元に戻った。
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