過去ログ - 博士「目覚めるのだ・・・わが子達よ・・・ゴホッゴボ」
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1:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 19:41:02.96 ID:Bqbo4Ymx0
博士「目覚めよ・・・わが最高傑作よ!」

車椅子に乗った白髪の老人は暗い研究室で、まるで棺桶のような3つの装置に向かって叫んでいた
やがて火花が飛び散り、電流が走り、白い煙が、それぞれの棺から噴き出ると
辺りは停電になり闇に包まれた

博士「目覚めるのだ・・・ゴホゴホ」

車椅子の老人は咳き込むと、崩れるように車椅子から転げ落ちた
やがて咳は収まるが、博士の口からは血が溢れでていた

博士「ここまでか・・・」

その時、3つの棺のうち真ん中の棺のフタが、火柱をあげて勢い良く吹き飛んだ

??「ウゴゴゴゴ」

博士「ついに目覚めたか」

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2:名無しNIPPER[sage]
2015/06/01(月) 19:47:41.88 ID:C++KzzPcO
コナンかと


3:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 19:48:51.07 ID:Bqbo4Ymx0
??「ウゴゴゴゴゴ」

ゆっくりと上半身を起き上がらせて棺から出てきたのは、胸の部分から火を吹あげた、赤いロボットだった
そして、今度は別の棺の蓋がゆっくりと開き、青いロボットが起き上がった

以下略



4:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 19:57:00.23 ID:Bqbo4Ymx0
博士「さよう・・・私は、お前達を創りし創造主、ゴホゴホ」

博士が咳き込むと、青いロボが博士の体をさすりながら尋ねた

??「ヒドク、弱ッテオラレル、スグニ治療ヲ」
以下略



5:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 20:05:36.65 ID:Bqbo4Ymx0
博士「手短に話そう・・・ゴホゴホ」

博士は、3体のロボに、自分がなぜ目覚めさせたのかを話した

博士「お前達は、私の最高傑作、そして、人類に復讐する私の殺戮マシーン」
以下略



6:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 20:12:56.91 ID:Bqbo4Ymx0
自分の名前を取り戻した赤いロボは、先ほどまでの覚束ない口調から語気を強めた青年のような口調へと変わっていった。

博士「そしてお前の名は・・・フリーズ」

今度は青いロボに向かい博士が言うと、青いロボは眉間の部分に指を当てると、フリーズという言葉に
以下略



7:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 20:23:42.19 ID:Bqbo4Ymx0
博士「オーバーヒート、フリーズ、エラー・・・お前達3人は、私の作った最高傑作・・・」

エラー「ちょっとまってよ!最高傑作にエラーっておかしいでしょ!!」

ヒート(長いので以降ヒート)「お前は黙っていろ!」
以下略



8:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 20:35:24.76 ID:Bqbo4Ymx0
その時だ、研究所内に大きな揺れが起き、どこからか何かが崩れるような音が聞こえた
それは地震だった、たまたま大き地震が発生して、研究所内に被害が及んだ

直ぐにフリーズは研究場内のデータにアクセスしようとしたが、停電を起こしている研究のデータを読み取ることは出来なかった

以下略



9:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 20:45:21.72 ID:Bqbo4Ymx0
博士「思えばここまで長かった・・・苦しみに耐え抜き、ようやくお前達の動く姿を見れた・・・それだけで満足だ・・・」

ヒート「父さん!」
フリーズ「お父様!」

以下略



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