過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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121: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/03(水) 00:02:45.03 ID:go4AqjNYo

というわけで、急きょ二人で行動することになった

でも、これって傍から見たら、完璧にデートだよな…本当に週刊誌とかの記者とかいないよな?


はやり「これじゃ、まるでデートみたいだね」

京太郎「ああ、今俺も同じようなこと考えてたんですよ。もしかしたら、どっかに記者でも紛れ込んでるんじゃないかって」

はやり「あはは、それはないよ。京太郎くんの変装もバッチシだしね。お化粧もうまくなったし」

京太郎「やめてくださいよ。なんだかそれ、地味にヘコみます…」

はやり「ふふっ、それに比べて、男の子はほんっと楽だよね!」

はやり「最初の頃、お風呂上りの化粧水の後、美容液塗ってたらさ、須賀くんのお母さんにこの世の終わりのような顔されちゃったよ」

京太郎「なんとっ!」

はやり「なるほど、男の子はこんなことしないんだな、と気付いたよ。あれは、意外な発見だったね」

京太郎「化粧水すら、ほとんどしませんもん、俺。母さんもさぞ驚いたことでしょうよ」

はやり「ふふふっ、京太郎くんにも、お母さんのお顔見せてあげたかったよ」


京太郎「あ、でも俺にだって、毎日結構新しい発見がありますよ」

京太郎「化粧とかもそうですけど、さっきなんか、生まれて初めてマジマジとアクセサリーとか物色しちゃいましたもん」

京太郎「まあ、未だに貴金属との価値は分からんですけど、意外と綺麗なものなんだな、くらいには思いましたね」

はやり「ふふっ、私たちの関係も、一歩一歩より完璧に近づいていってるってわけだね」

京太郎「そうですかねえ…」



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