過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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240: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/04(木) 01:16:31.75 ID:Ph4bqjJfo
京太郎「もう一つの疑問は、須佐之男が母親と認識している伊邪那美は、黄泉国の住人になったはず」
京太郎「それなのに、なぜ須佐之男は根之国に行きたいって言ったんでしょう?、明らかに変ですよね?」
はやり「これも確かに謎なところだけどね」
はやり「これにはいくつか説があって、黄泉国ってのは根之国の部分集合なのかもしれないし、あるいは同じ世界なのかもしれないし」
はやり「黄泉比良坂を境にして、別々の世界が広がっているのかもしれないし」
はやり「まあ、そんなの私にとってはどうでもいいんだけど」
はやり「でも、結局のところ、黄泉国も根之国も、"この世"に対する"あの世"であることに変わりないと思うの」
京太郎「だから、そこまで深く考える問題でもないと?」
はやり「まあ、ざっと理解する分にはね」
***
追放されることになった須佐之男は、その前に、姉の天照に挨拶に行こうとしました
しかしその時、山や川がすべて揺れ動いたものですから、天照はたいへん驚きました
天照は思います
「弟・須佐之男が高天原に来るということは、ここを奪い取るつもりに違いない」、と
天照はさっそく戦いに備えるため、髪型を角髪(みずら)にし、そこに勾玉を巻きつけ、鎧と弓と矢を用意しました
待ち受けていた天照に対して、須佐之男は弁明します
「私に、そのような邪心はありません」
しかし、天照はそう簡単には信用できません
そこで天照は、誓約(うけい)と呼ばれる占いをすることによって、その真意を問うことにしました
***
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