過去ログ - 【モバマスR18】服部瞳子「朝食はサンドイッチで」
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21: ◆K1k1KYRick[saga]
2015/06/02(火) 06:41:08.18 ID:I7Myjvyho
ある日の事だった。いつものように二人は自室で一緒になっていた。

この頃になると、声をかけなくても互いの欲求を察して

どちらからともなくキスしてベッドやソファーに移る。

ドアが開いたのはその真っ最中だった。

「おお、いたいた」

「――えっ!?」

突然の訪問者に瞳子は声を上げて驚いた。確かに鍵はかけたはずだ。

おまけに入ってきた男の風貌が、彼女をさらに戸惑わせる。

その男は若々しい甘い声も整った顔つきも逞しい体も

今ベッドで睦合っているプロデューサーと全くの瓜二つだったのだ。

「プロデューサーさん、この人は……!?」

「いい反応だね、瞳子さん」

二人の男は瞳子を挟んで笑っていた。

「瞳子さん、実は俺たち……双子なんだよ」

765プロに双海亜美・真美、315プロに蒼井悠介・享介という

双子アイドルがいるように、ここ346プロにも双子はいた。

この一卵性双生児のプロデューサーの働きは実際素晴らしく

同じ日の同じ時間に別々の取引先でプロジェクトを進行させたり

二人以上のアイドルユニットの営業を同時進行でこなしたり出来る。

そのため社長も彼らを重宝しているという。


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