過去ログ - 【モバマスR18】服部瞳子「朝食はサンドイッチで」
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22: ◆K1k1KYRick[saga]
2015/06/02(火) 06:44:05.37 ID:I7Myjvyho
「別に隠すつもりはなかったんですよ。だから仕事の終わった今日、来たんです」

「分かりにくいですか? 簡単ですよ、イケメンの方が俺でそうでないのが兄さん」

「違う違う。早漏なのが弟で、そうでないのが俺」

「嘘つけ、嘘を」

そんな双子を交互に見合って、瞳子はどうしていいのか分からずにいた。

「ねぇ、瞳子さんはどっちといた方が楽しいですか?」

ややノリの軽い弟が聞いた。しかし瞳子は即答出来ない。

どちらとも付き合ったが、仕事に関してはほとんど同じプロデュースで優劣がつけなかった。

違いがあるとすればセックスだが、それもどっちが優れているとは言い難い。

兄のプロデューサーは全体的に包容力があり、凪の海に身を任せているような優しさがあった。

一方弟は自分の持つ愛を全て、何度も激しく彼女の体に打ち込む。

異性に本気で求められるという事がどういう事なのか、彼女は弟に教えられた。

兄の優しい愛も弟の激しい愛も、どちらも心地良い。

「どっちも、楽しい……」

瞳子はそう言うしかなかった。

「そうですか。じゃあ今日は三人で楽しみましょう」

「えっ……」

尋ねる前に瞳子は弟に抱き寄せられ、その唇に熱烈な口づけを受けた。

彼は有無を言わさず舌を絡め、理性を奥から吸い出す。

激しいが乱暴という訳ではない、くせになるようなキスだ。

すると傍にいた兄が自分も負けじと、瞳子の唇を奪い、吸った。

彼は彼で丁寧に歯列をなぞり、どちらかというと唇肉を小さく吸ってくる。

大人しいが、落ち着く心地の良いキスだった。

双子でこんなにも違うのかと瞳子は二人の男のキスを交互に何度も味わう。


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