過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
↓
1-
覧
板
20
178
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:31:43.27 ID:7BgjLlslo
どうやらそのまま移動する流れになりそうだったので、俺も少し後ろから女性陣の後をついていく。
しかし今の一色の言葉の意味はなんだったんだろうな……。うんうんと考えても答えは出ず、ふと後ろを振り返ってバレンタインデー特集をやっているブースを見渡した。
やべ、結局ここを見てもめぐり先輩による「比企谷くんの考えた盛り上げる何か」を考えてなかった。
以下略
179
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:32:09.48 ID:7BgjLlslo
結衣「あっ、ヒッキー。いたんだ」
八幡「ねぇ、ナチュラルにいなかったことにすんのやめてくんない?」
確かに俺の存在感は薄いし、こんな人混みのなかでは忘れられてしまうのも仕方がないかもしれないが。
以下略
180
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:32:35.60 ID:7BgjLlslo
そちらに目線をやると、やはりそれはめぐり先輩だ。
しかしよく見ると、その近くにいるチャラそうな男の二人組に囲まれるようにして何か話しかけられている。
これはもしかして……。
以下略
181
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:33:19.70 ID:7BgjLlslo
八幡「……俺が行く」
雪乃「え?」
めぐり先輩だって女の子だ。前後を知らない大の男に囲まれて、周りを見渡せるほど冷静であるとは限らない。
以下略
182
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:33:46.56 ID:7BgjLlslo
八幡「あっ、すみません城廻先輩。ちょっと強く引っ張っちゃって」
めぐり「……えっ、ああ、うん、大丈夫だよ」
結衣「へぇーヒッキー、かっこいいとこあるじゃん!」
以下略
183
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:34:40.03 ID:7BgjLlslo
八幡「あのですね、城廻先輩──」
めぐり「めぐり」
八幡「えっ?」
以下略
184
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:35:12.23 ID:7BgjLlslo
めぐり「よーし、じゃあいこっか!」
めぐりさんがそう宣言して前に進み始めると、由比ヶ浜と一色もそれに並んで次の目的地に向かって歩き出す。
その背中姿をぼーっと眺めていると、雪ノ下がこちらに近寄ってきた。
以下略
185
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:35:41.31 ID:7BgjLlslo
雪乃「……まぁ、結果的にはあなたが助けたわけだし、私が礼を言われる筋合いはないわ」
八幡「そういうな。お前のおかげだよ」
雪乃「……そこまで言うのなら受け取っておくけれど」
以下略
186
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:36:07.65 ID:7BgjLlslo
× × ×
以下略
187
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:36:33.85 ID:7BgjLlslo
ふと、そこでめぐりさんの姿が見えないことに気が付いた。
プリクラのところにはいないし、どこにいるんだろうと捜していると、ぴとっと俺の頬に冷たい何かが押し当てられた。
びっくりして振り返ってみると、そこにはマッ缶を持ったほんわか笑顔のめぐりさんの姿があった。
以下略
188
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/06/17(水) 01:37:00.95 ID:7BgjLlslo
八幡「……」
めぐり「……」
マッ缶の中身を飲み干すと、俺たちの間に沈黙が舞い降りる。
以下略
658Res/446.18 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1433651798/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice