過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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258: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:05:23.61 ID:Y0dSEygFo
めぐり「比企谷くん、お疲れさま」

八幡「まだ早いっすよ、本番ではどうなるか分からないですし」

めぐり「大丈夫だって! 昨日も言ったけど、比企谷くんの一生懸命考えたアイディアだから、絶対盛り上がると思うんだ」
以下略



259: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:05:54.02 ID:Y0dSEygFo


   ×  ×  ×


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260: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:06:27.69 ID:Y0dSEygFo
めぐり「比企谷くん、一緒に帰ろ?」

八幡「ちょっ、めぐりさん!?」

ここ学校だからはぐれる心配とかないですよ? だから手を繋ぐ必要はどこにもないと思うんですけど?
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261: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:06:54.87 ID:Y0dSEygFo
八幡「別に嫌とかじゃないんですけど……そのですね、さすがに学校では恥ずかしいというか」

ほら、付き合ってるわけでもないし。ねぇ? ただ勘違いしそうになるのとあまりの恥ずかしさ故にやめていただきたいというだけで。

俺がそう言うと、めぐりさんは顔を上げて俺の目を見つめた。
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262: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:07:33.41 ID:Y0dSEygFo
八幡「あっ、いや、すみません、なんか変なことを」

さっきからキョドりまくりで申し訳なくなるが、この状況で冷静さを保てというのも中々に難しい話だ。

めぐり「そっか、嬉しいんだ……」
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263: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:08:01.81 ID:Y0dSEygFo


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264: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:08:29.16 ID:Y0dSEygFo
そんな三人に対して、葉山は苦笑を浮かべながらまぁまぁと声を掛ける。

葉山「明日はイベントでバンドやるし、上手くやれればチョコくらい貰えるかも知れないだろ」

大岡「そりゃ隼人くんはそうだろうけどよー……」
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265: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:08:56.25 ID:Y0dSEygFo
海老名「上手くヤれればチョコを……隼人くん、まさかそうやってヒキタニくんからチョコを」

その言葉が言い終わる前にすぱーんといい音が響き渡った。海老名さんの頭をはたいた三浦がポケットティッシュを取り出すと、そのまま海老名さんに押し付けていた。

三浦「海老名、鼻血」
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266: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:09:22.45 ID:Y0dSEygFo


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267: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:09:48.42 ID:Y0dSEygFo
はぁ、なんであんな奴らのために俺は頑張ってしまっているのだろうと己に流れる社蓄の血を恨めしく思っていると、後ろからぱたぱたと後を追ってくる軽やかな足音が響いてきた。

こんな賑やかな歩き方をするのは由比ヶ浜くらいだろうと思って少し歩調を緩めると、すぐに横に由比ヶ浜が追いついてくる。

隣に並んだ由比ヶ浜がげしっと鞄で俺の腰を打ってきた。
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268: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/25(木) 01:10:20.13 ID:Y0dSEygFo
由比ヶ浜と並びながら体育館に向かっていると、その道中でえっちらほっちら重そうな段ボール箱を運んでいるめぐりさんを発見した。

そのめぐりさんも俺たちに気が付くと、ほわっとした笑顔を浮かべ、手を振ろうとした矢先に両手がふさがっていることに気が付き、ものすごく慌てている。この流れ前にも見たな。

俺はすぐにそこに駆け寄ると、めぐりさんが落としそうになっていた荷物を支えた。
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