過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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305: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:09:16.52 ID:dKPxtQGBo
八幡「じゃあ悪いけど……少し手伝ってくれ」

結衣「もちろんだよ!」

雪乃「それでは、始めましょうか」
以下略



306: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:09:57.19 ID:dKPxtQGBo
陽乃「冷たい反応だなあ、比企谷くん」

八幡「いや、今日普通の平日なんですけど、学校に部外者って入ってきていいんですかね」

陽乃「細かいことはいいじゃん、ちゃんと許可は貰ってるんだし」
以下略



307: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:10:23.72 ID:dKPxtQGBo
陽乃「いやー比企谷くんの対応がなんか手馴れてたような気がしたからさ、なんとなく」

対応というのは、今の陽乃さんの手を払った一連のことだろうか。確かにめぐりさんのせいなのかおかげなのか、特別動揺することなく流してしまったが。

そう言ってから陽乃さんは俺、雪ノ下、由比ヶ浜の顔をじろーっと眺めていく。それだけで全てを把握してしまいそうで、この人には未だに適わないという気持ちになる。
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308: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:10:51.84 ID:dKPxtQGBo
めぐり「あー、はるさん。お久しぶりです」

陽乃「……めぐり、こないだ会ったばかりでしょー?」

てこてこ歩み寄ってきためぐりさんのおでこをちょいとつついて、陽乃さんは呆れたように言った。
以下略



309: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:11:17.73 ID:dKPxtQGBo
陽乃「でも、準備の日にただ遊びに来たってのも確かにあれだね。比企谷くん、何か手伝うことでもある?」

雪乃「邪魔だから帰って」

しかしその言葉には俺の代わりに雪ノ下の冷たい声が応えた。直接向けられたわけでもない俺までが冷やっとしてしまうように感じられた。あのね、君たちそういうのは家でやんなさいよ。
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310: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:11:59.71 ID:dKPxtQGBo
陽乃「……まさか、めぐり? へぇー、比企谷くん意外と手広いねぇ」

そう言った陽乃さんの声は本当に意外そうだった。ちらちらと俺とめぐりさんの顔を見比べている

何か言葉を返そうかと考えていたが、俺の口が動くより先に、めぐりさんが陽乃さんの手を引っ張りながらその場を去ろうとする。
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311: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:12:28.34 ID:dKPxtQGBo
そんな一瞬の沈黙を打ち破ったのは、陽乃さんのくすりと口の端だけで笑う声だった。見れば、いつもの仮面のような笑みを携えている。

陽乃「そっか。君には人を変えちゃう何かでもあるみたいだね」

八幡「……?」
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312: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:13:01.10 ID:dKPxtQGBo
めぐり「あ、あはは……なんかごめんね、比企谷くん」

無理に浮かべたその笑顔からは、いつものようなほんわかさは感じ取れない。しかしそれでも、この雰囲気のままではいけないだろうという危機感を持っていることだけは感じられた。

八幡「いや、別にめぐりさんは悪くないですよ。それよりさっさと準備進めちゃいましょう」
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313: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:13:28.50 ID:dKPxtQGBo


   ×  ×  ×


以下略



314: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:14:18.83 ID:dKPxtQGBo
めぐり「うん、良い感じになったね」

結衣「ほんと、可愛くなりましたねー」

いやー俺の作ったものは可愛くなくて本当にすまねっすわー。
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315: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/06/28(日) 01:14:56.49 ID:dKPxtQGBo
めぐり「こまち……?」

八幡「俺の妹です、今年ここを受けるんですよ」

きょとんとした顔で小首を傾げるめぐりさんに、そう説明した。
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