過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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384: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:31:02.37 ID:OOCbjpFBo
めぐり「さすがだよね、雪ノ下さん」

八幡「あー、まぁそうですね」

めぐりさんと一言二言会話を挟みながら、再び体育館に戻ってくる。
以下略



385: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:31:40.95 ID:OOCbjpFBo
そしてそれから数度、家庭科室と体育館を行き来し、雪ノ下たちが作ったケーキを次々と体育館に運んでいく。もうだいぶ体育館の近くにも一般生徒たちが集まってきており、開放を今か今かと待ちわびている。

そしてこれで何度目か、再び家庭科室の中に戻ってくると、テーブルの上にはもうすでにケーキはなかった。

室内を見やれば、中には雪ノ下と由比ヶ浜の二人しかいない。しかしオーブンはフル稼働しており、ウィーンという音と、甘い匂いがしてくる。
以下略



386: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:32:44.32 ID:OOCbjpFBo
八幡「どうしたんすか」

めぐり「もう、始まっちゃったね」

八幡「ん、もうそんな時間か……」
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387: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:33:11.74 ID:OOCbjpFBo
そのままとことこと体育館の近くにまでやってくると中の騒ぎが聞こえてきた。この寒い外にまでその熱気が伝わってくる。

めぐり「わぁ、中はもう盛り上がってそうだね」

八幡「まだ始まって五分も経ってねぇだろ……」
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388: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:33:43.94 ID:OOCbjpFBo


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389: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:34:11.31 ID:OOCbjpFBo
八幡「これはどこに置いておけばいいんだ」

いろは「あ、そこに置いててくださーい」

そこって言われてもな。まぁ適当に置いておけばいいや。何かあっても怒られるのは俺じゃないだろうし。
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390: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:34:39.15 ID:OOCbjpFBo
しかし雪ノ下は家庭科室であれだけのケーキを作成した後にこちらの仕事に加わっていたのだろうか。相変わらず仕事となると相変わらずものすごい動きを見せる奴だな。明日辺り倒れないか少し不安になる。

戸部「っべーわ、マジ緊張してきた」

後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきたので、そちらをちらと見やれば、戸部がスティックと手に持ちながらだらだらと舞台袖の中に入ってきたのが見えた。それに続いて、葉山や三浦たちも入ってくる。
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391: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:35:20.28 ID:OOCbjpFBo
三浦「……」

その顔つきは今までに見たことがないほどに真剣であり、思わず息を呑んでしまった。

確か前回、文化祭でここにいたときはえらくテンパっていたはずだったが、今の三浦からはまるであの時とは別人のようなオーラを纏っている。
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392: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:36:01.07 ID:OOCbjpFBo
いろは「あ、前の人が終わったようですよ。葉山先輩、スタンバイお願いします」

葉山「ああ。じゃあ行こうか」

三浦「ほら。戸部、大岡、大和、行くよ」
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393: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/03(金) 22:36:28.26 ID:OOCbjpFBo


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