過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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482:名無しNIPPER[sage]
2015/07/11(土) 22:21:57.52 ID:2mHObGUW0
なんだ、結局、八幡デレるのかよ


483:名無しNIPPER[sage]
2015/07/11(土) 23:36:50.82 ID:WuIbzgsoo
乙です
期待します


484:名無しNIPPER[sage]
2015/07/12(日) 03:36:53.72 ID:b+QjjxQgo
葉山とは便利なキャラだな


485:名無しNIPPER
2015/07/13(月) 17:12:33.43 ID:gETwbsEX0
めぐりんめぐりん


486: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:32:52.71 ID:zG1wuTqBo


  ×  ×  ×


以下略



487: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:33:21.20 ID:zG1wuTqBo
その視線は地面か、俺の足元の方へ注がれている。だが、本当にその瞳に何が映っているものは何なのかまでは、俺には分からなかった。

一瞬、気まずい空気が流れる。

どう反応したものか迷ったが、今の俺はめぐりさんをすぐに追わなければならない状況だったとすぐに思い出した。
以下略



488: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:34:55.99 ID:zG1wuTqBo
由比ヶ浜の行動の真意が分からない。だが、俺もあまり悠長としていられない状況だ。

仕方が無い、もう片方の扉から出るか。

そう考えて踵を返し、生徒会室のもう片方の扉へ向かおうとする。
以下略



489: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:35:45.69 ID:zG1wuTqBo
八幡「由比ヶ浜、どうしたんだ」

結衣「……ヒッキーは、城廻先輩のところへ行っちゃうの?」

八幡「聞いてたのか?」
以下略



490: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:36:37.97 ID:zG1wuTqBo
だが、その気持ちを由比ヶ浜に伝えていいものか。

決心が決まらず、俺はただ沈黙で応えてしまう。

八幡「……」
以下略



491: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:37:29.26 ID:zG1wuTqBo
結衣「ヒッキーの気持ち、分かってたのに……それでも、あたしのことを見ていて欲しいって思っちゃう」

段々と涙声になっていく由比ヶ浜の言葉に対して、俺はただ黙っていた。一言一句、彼女の気持ちを聞き漏らさないために。

結衣「ここをどいちゃったらさ、きっと二度とヒッキーに手が届かなくなっちゃう気がする……だから、どきたくない」
以下略



492: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/07/16(木) 22:37:56.73 ID:zG1wuTqBo
……馬鹿なことを考えるな。

そんなもの、ありはしない。誰も傷つかない優しい世界なんて、空想の中でしか存在し得ない。

もしかしたら、偽り続けることで、違和感から目を逸らし続けることで、嘘を吐き続けることで、そんな優しい世界に辿り付けるのかも知れない。
以下略



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