過去ログ - ノーチヒロ・ノープロデューサー
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33: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:54:29.56 ID:3C8r5qrF0

飛び散っていくボットをメイシで撃ち落としながら相手に近づいていくプロデューサースレイヤー。
対してそれから逃れるように距離を取り続けていたツールマスターは、とうとうプロダクションの敷地に踏むこむ
前の場所よりさらに離れた街の通りにまで追い出されたことに気づく。 28


34: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:55:13.22 ID:3C8r5qrF0

「上位最高」「アイドルこれが好き」「リボルビングで回す」周りに並ぶネオン看板はまるでツールマスターを
あざ笑うように毒々しく光り、それが彼をさらに追い詰める。 29


35: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:55:54.94 ID:3C8r5qrF0

だがここで破壊されずに残ったボットすべてが予定通りの動作を開始したIRC通信を受け取ったツールマスターは
笑みを浮かべ、いよいよプロデューサースレイヤーを迎え撃つことを決意する。 30


36: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:56:39.55 ID:3C8r5qrF0

「プロデューサースレイヤー=サン、余興はここまでだ!」「なんだと……?」ウシミツ・アワーのため今は人の姿が
ないとはいえ、それもいつまでのことか分からない。一気にツールマスターを仕留めようとしたプロデューサー
スレイヤーは、相手の突然の態度の変化に警戒する! 31


37: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:57:15.30 ID:3C8r5qrF0

「俺がただ逃げているだけと思ったか! いでよ! モーターウサ共!」「「「ウサーッ!」」」こ、これは
一体どうしたことか!ツールマスターの呼びかけと同時に、プロダクションを守っているはずのモーターウサ達が
次々と上空から飛んでくるではないか! 32


38: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:57:54.02 ID:3C8r5qrF0

「オヌシ……まさか!」「そうとも! プロダクションを守るモーターウサ共をボットで操り我が下僕とした! 
こいつらのカラテの力は貴様も知っていよう!」 33


39: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:58:44.92 ID:3C8r5qrF0

イケブクロ・アキハによって開発されたモーターウサは、その鋼鉄のボディにプロデューサー達の様々な
カラテ動作がプログラミングされており、実際その強さはカワイイな見た目に反して一体でレッサープロデューサー
10人分に匹敵するのである! コワイ! 34


40: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 16:59:34.20 ID:3C8r5qrF0

「どうだ、これで貴様の負けは確定だ! このまま俺を大人しくチヒロ=サンのところへ向かわせるなら、貴様は
殺さないでやるぞプロデューサースレイヤー=サン!」「……くだらぬ」 35


41: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:00:21.26 ID:3C8r5qrF0

だが、集まってきた合計20体のモーターウサを前にしてもプロデューサースレイヤーは動じること無く、
彼はここで初めてカラテの構えをとった。彼のみが極めることのできたハイカキンカラテの構えを! 36


42: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:01:13.20 ID:3C8r5qrF0

「やはり所詮は機械頼りのサンシタか。チヒロ=サンも嘆いておったわ、利益だけを見てオヌシのようなサンシタを
アーチ級にしてしまった己のウカツをな。だが……」そこでプロデューサースレイヤーは口を閉じる。
チヒロにとっては良い薬になっただろう、などとは頭で思っていても口に出しては危険だからだ。 37


43: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:01:54.64 ID:3C8r5qrF0

「だが……どうした! 先の言葉を言えぬか! やはりこのモーターウサ軍団の前に怖気づいたな! 所詮
噂の守護者もこの程度!」だがツールマスターはプロデューサースレイヤーの言葉の濁しを自分の都合のいいように
解釈すると意気揚々とモーターウサ達に命令する。 38


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