過去ログ - ノーチヒロ・ノープロデューサー
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66: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:31:33.60 ID:3C8r5qrF0

時間差をつけて首を刈り取るように飛んできた蹴りを、ブリッジ姿勢になろうかという勢いで上体を反らして
インフィニティは躱すと、そこから宙返りするようにして蹴りを放つ! 
あれは伝説のカラテ技、サマーソルトキック!「イヤーッ!」 56


67: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:32:15.84 ID:3C8r5qrF0

「イヤーッ!」落下中に飛び込んできた強烈なカウンター蹴りを空中で身を捻って回避したアヤメは、追撃を避けるべく
間合いをとって着地し、カラテを構え直す。インフィニティも同様に構え直し、再び一触即発のアトモスフィアの中で
睨み合う! 57


68: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:33:10.36 ID:3C8r5qrF0

「しかし予想外だ。私のカラテについてこれる者が居たとは」ジリジリと円を描くように動きながら、
インフィニティはそう賞賛する。「わたくしも予想外です。アーチプロデューサーともなれば、もっと強い方と
思っていましたが」「アァ……?」その言葉にインフィニティは一瞬凄まじい怒気の表情を浮かべる。 58


69: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:33:47.59 ID:3C8r5qrF0

「私のことを舐めているなアヤメ=サン。私はね、そういうのが嫌いだ。訂正しなさい」「……なぜ訂正の必要が?」
これはアヤメの策であり、この場にインフィニティを足止めするためにわざとやっているのである。 59


70: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:34:32.41 ID:3C8r5qrF0

そしてインフィニティもそれを頭で理解しており、このままアヤメを無視してチヒロの元へ強行突破するという選択肢も
この時点までは残っていた。 60


71: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:36:39.33 ID:3C8r5qrF0

けれどもアーチプロデューサーとしてのプライド、そしてチヒロに理不尽に虐げられた怒りと不満はアヤメの態度を
許すことが出来ず、結果としてインフィニティはチヒロより先にまず目の前のアヤメを倒すことを決意する。 61


72: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:37:20.29 ID:3C8r5qrF0

「そうか、訂正しないのなら……死ねッ! イヤーッ!」インフィニティは前進してチョップを繰り出す!ハヤイ!
「イヤーッ!」アヤメはそれを身を捻って躱し、踏み込みつつ裏拳を繰り出す!「イヤーッ!」 62


73: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:38:11.23 ID:3C8r5qrF0

インフィニティはそれを腕で弾くと、踏み込んできたアヤメにハンマーめいて肘鉄を振り下ろす!「イヤーッ!」
「イヤーッ!」それを左拳でほとんど殴るようにして弾いたアヤメは、下から掬い上げるように右手で掌打を打ち込む! 63


74: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:39:01.57 ID:3C8r5qrF0

「ええい!」顔を逸らして掌打の直撃を避けたインフィニティは苛立たしげに舌打ちし、打ち込まれたアヤメの右手首を
つかみ腰を落とすと、そこから彼女の掌打の動きを逆利用して、手首を支点に彼女を後ろへと投げ飛ばす!「潰れろ!」 64


75: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:39:40.67 ID:3C8r5qrF0

投げられたアヤメは衝突して壁のシミとなる前に身体を空中で回転させる!「イヤーッ!」タツジン! 
彼女は投げられた先の壁に着地すると、その壁から走ってトライアングル・リープを行い、インフィニティの
後頭部へ向けて飛び蹴りを放つ!「イヤーッ!」 65


76: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/10(水) 17:40:32.78 ID:3C8r5qrF0

(((カラテだけでは時間がかかるだと……! かくなる上は……!)))飛びかかってくるアヤメを忌々しい目で見つめた
インフィニティは、なんとここでバンザイの姿勢をとって叫ぶ!「来い!」 66


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