過去ログ - 一色「ええっ?先輩にストーカーですか?」
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1:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:14:05.83 ID:+h0xtYhj0
「いや、反応としては予想通りだが彼氏にむかってそりゃなくね?八幡泣いちゃうよ?」

私の驚きに続くように狭い部屋に私の彼氏、比企谷先輩の落ち込んだ声が沈む
実際そんなに落ち込んではいないだろうけど、そんな風に寂しそうにしている先輩可愛い
これじゃどっちのほうがあざといかわかりませんねー

そういえばちょうど先月くらいかな?私が先輩に告白したの
このままの先輩との関係じゃあ満足出来ない!先輩に思いを伝えたいってそう決めた日に柄にもなくありのままの自分を見せたいと思った

先輩はどんな私でも受け入れてくれたから

だから余計にその先が"本物"が欲しくなってついには先輩に好きだと伝えた
その後の先輩、ふふっ思い出したらまた笑えてきた

メチャクチャキョドりながら
「ば、罰ゲームか?罰ゲームだよな!どこだ!どっきり大成功のボードをもった戸部の奴は!!」
なんてさけびだすもん、笑ってもしょうがないよね

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2:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:15:12.72 ID:+h0xtYhj0


その後挙動不審に辺りを見渡す信じて貰えるように私のファーストキスをあげた
我ながら卑怯だと思うけど先輩だからそこまでしなければどうにもならない

以下略



3:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:16:20.22 ID:+h0xtYhj0

私がついた頃にはすでに夕飯はすんでいたらしい、そんなに私の腕が信用なりませんか!?
そこで文句の一言でも言ってやろうかとしたときに先輩は声を震わせ
「…自意識過剰だと思うかも知れねぇが、ストーカーにあってるみたいだ」
そう呟き今に至る
以下略



4:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:17:21.69 ID:+h0xtYhj0


先輩は素直じゃないからなー
「もうねるぞ、俺みたいなハイスペックぼっちは睡眠時間も効率的にすんだよ」

以下略



5:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:18:31.61 ID:+h0xtYhj0

先輩ご飯食べてくれたかなー?
どうせ先輩の事だから「小町のには劣るが悪かねぇな」とか言うんだろうなー

本当に素直じゃない
以下略



6:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:19:40.37 ID:+h0xtYhj0

「そういえばそうですね、やっぱり気になります?」

「そういう訳じゃないが、最近学校でお前たちが話してるところ見ないから」

以下略



7:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:20:39.78 ID:+h0xtYhj0

「比企谷はあんな性格だけど」

「大切なものはどんなことになろうとも助けようとする」

以下略



8:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:22:09.66 ID:+h0xtYhj0



「ああ?アイツが?嘘だろ…」
案の定メチャクチャ疑ってきましたよ…
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2015/06/10(水) 23:22:28.68 ID:IxdUESZso
ストーカーは葉山か


10:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:23:24.53 ID:+h0xtYhj0


「ただ…なんつうか俺がお前らの関係を悪くしてんのなら、とおもっただけだ」

はぁ…
以下略



11:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:24:24.72 ID:+h0xtYhj0


「先輩の過去の黒歴史はどうでもいいんですけど」

「うお、スマフォの充電3パーじゃねぇか!」
以下略



12:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:25:32.96 ID:+h0xtYhj0



先輩の言っている事からするとどうやら常にストーカーは先輩を監視している可能性があるらしい
私は先輩から少し離れた電柱のうらでスタンバイ、後方から先輩の周りを見渡す
以下略



13:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:26:31.58 ID:+h0xtYhj0

間違いないあれは雪ノ下先輩だ

…だとすればすべてつじつまが合う
一連のストーカー事件が雪ノ下先輩の犯行だとすれば
以下略



14:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:27:33.50 ID:+h0xtYhj0




「そうか、じゃあやっぱりあいつが」
以下略



15:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:28:47.07 ID:+h0xtYhj0


それはお互い様ですよせーんぱい?

「んで?明日お前くんの?休日だけど」
以下略



16:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:29:58.94 ID:+h0xtYhj0



朝7時、先輩の家ノ前に私はいる
入っているはずのないトマト、へやを荒らされたと言う先輩の言葉
以下略



17:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:30:47.05 ID:+h0xtYhj0

緊張のあまり受話器に腕ををぶつけ、受話器が音をたてて床に落ちた
「…!」

驚いたように彼女は振り替えると私の顔を見て何かを悟ったかのように肩をすくめた
以下略



18:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:31:59.72 ID:+h0xtYhj0

この女は狂っている
多分何を言ったって無駄だ
背筋に走る恐怖、これ以上は言ってはならないと抑止する

以下略



19:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:33:37.07 ID:+h0xtYhj0

言ってしまった
場に広がる静寂
雪ノ下先輩は一瞬考え混むと小さく唇を動かす

以下略



20:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:34:07.36 ID:+h0xtYhj0





以下略



21:名無しNIPPER
2015/06/10(水) 23:34:56.02 ID:+h0xtYhj0




ピピピピっと目覚ましのアラームが響く
以下略



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