665: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/02(金) 00:03:27.41 ID:nnCi0cqDO
スザクはデート。ルルーシュはそこら中で引く手あまた。彼らが青春を謳歌するのは喜ばしいことだが、ここまで人間的な魅力の差を見せつけられると、ライとしてはどうしようもない気分になる。
「あれで彼もまだ十七歳だからね。異性との積極的な交流は心身の成長に大きな影響を与えるし、良い事でしょ」
「そうですね」
「ただ……」
「……?」
「時間は等しく有限。学校とこことの両立で、どうしてもそれは足りなくなる」
「……なるほど」
"代わり"がいれば、スザクもプライベートを大切にすることが出来る。ロイドはそう言っているのだ。
ライが<特派>に加入すれば、努力次第でスザクの負担を減らせるかもしれない。そうすれば意中の相手と逢瀬を重ねられ、生徒会の方にも頻繁に出席することも可能になってくる。
寂しがっていたナナリーも笑ってくれる。それに従い、ルルーシュも笑顔になるだろう。悪くない連鎖反応だ。
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