664: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/10/02(金) 00:02:12.45 ID:nnCi0cqDO
「ふむ。説得力があるね、君が言うと」
ロイドの言葉はライが第四世代相当の<無頼>で次世代機の<サザーランド>五機を撃破した事を指しているようだった。嫌味に聞こえたかもしれない。
「まあ、今日は良いデータが取れたことだし。検査結果も聞いてるだろうから、あがってもらっていいよ」
白衣を翻し、またお願いね、と言い残してロイドは去っていく。その背中にライは尋ねた。
「スザクはどうしたんですか」
「スザク君? 彼はねぇ、デート中だよ」
「デート……」
スザクがデート。簡単には想像出来ない光景だ。
「そうそう。あ、詮索は厳禁だよ。お相手はさる偉い方だからね」
「はあ……」
あのスザクでさえ恋愛感情を持っているのかと、ライは強い衝撃を受けた。裏切られたような気分だ。朴念仁ズから離反者が出たことに衝撃を受けたということもある。
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