965: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/12/01(火) 08:48:28.74 ID:IN4redvDO
「僕のギアスは"暴走"しているのか」
ギアスの力は使えば使うほど強まっていく。そうして使い込んだギアスはやがて持ち主の制御を離れ、暴走する。普段は意志によって入り切りできるものが、常時発動した状態になってしまうのだ。
C.C.のような特殊な存在以外はギアスに抗えない。生活に大きな支障をきたすのは間違いないし、それ以上に甚大な被害を振りまく。
「していない。していないが……」
「なんだ」
言い難そうにC.C.は言葉を濁した。
「……いや。私にも良く分からん。お前のギアスは特殊だ。普通とは違う契約方法を介しているせいだろう」
その契約方法について訊こうとも思ったが、やめた。分かっているならC.C.は言っていると判断したからだ。
「普通の能力者よりも遥かに、お前とお前のギアスは密接に繋がっている。それは良いことではない」
「…………」
ギアスは元々、超常的な力だ。暴走の件からも分かる通り、どうしても人の手には余る。
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