過去ログ - 加賀「反転電波を浴びたから提督を搾首手ポキするわ」 R-18G
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3:名無しNIPPER[sage]
2015/06/14(日) 20:39:54.31 ID:xh8SUIpPo

 橙色の朝日、総員起こしの少し前である。太陽の昇る東の空を見ると雲一つなく、
今日も晴天になりそうだった。西は見なかったのだけれども。
身支度を整えて、遠征に出ていた部下たちを迎えに行く。白い軍服には皺はよってなさそうだった。

 人気もなかったので気を遣わず階段を降りる。軽く音はなるが、誰にも聞きとがめられないだろう。
そのまま調子に乗って一階まで下りていく。踊り場に差し掛かったところで、白いスカートが見えた。
降りてくる音を聞きつけたのか、二本の三つ編みがぴょこぴょこ振り返る。

 「おはよう。磯波」

 後ろでくくったのが吹雪、ふたくくりが白雪、長い三つ編みが磯波だ。この辺は後姿がどうにも似ている。
前に一度間違えて、怒りながらぽこぽこ怒りながら抗議された。何度も間違えると泣き出してしまうかもしれない。
挨拶を受けた磯波は、しかし、酷く軽蔑するようににらみつけると、そのまま振り返って足早に去っていく。

 こちらは、思いもよらない事態に思考が一瞬停止してしまう。あの、大人しい磯波が……何かあったのだろうか?
声を出すまえに、たれ目の少女は曲がり角を曲がって、こちらの視界から姿を消していた。
一人残されたこちらの、届かないだろう理由を問う間抜けな声が、早朝の廊下にむなしく響く。

 「どうかしたか、磯波ー」


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