過去ログ - 加賀「反転電波を浴びたから提督を搾首手ポキするわ」 R-18G
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名無しNIPPER
[sage]
2015/06/14(日) 20:44:43.39 ID:xh8SUIpPo
実感として変わることはあっても、本来時間の流れは一定のものである。
この鎮守府に調査員が到着するまで、何らかの糸口がつかめるまで、依然として数時間残っていた。
鎮守府の運動場、周囲のライトは深夜も点灯していたそこをのなるべく潜むように歩き続ける。
視界を遮るものは特にはなく、時に吹く風と自らの足音以外は物音が鳴ることもない。
とりあえず、朝までは物を投げつけられてもどうにか対応できそうだ。職務が果たされている以上、
明かりが消されることもない。そうやって、ぼんやりと光を見つめていた。
気が抜けていた。疲労と空腹もこちらの判断力をひどく削ぎ落としていた。
だから、やはり、幸運だった。後ろから風が吹いて違和感を感じ取れなければ、その凶器は……
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