過去ログ - 八幡「贈り物には想いを込めて」
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73: ◆D04V/hGKfE[saga]
2015/06/17(水) 00:19:35.46 ID:bJtf1eDj0
「ゆきのん……電話とかしなそうだよね。家族とあんまり仲良くなさそうだったし・・・・・・」

「……だな」

短く同意する。由比ヶ浜も俺と同様の考えを持っているようだった。

こいつはこいつで、友達だから当たり前のことなのかもしれないが、雪ノ下のことをしっかり見ている。
思考の共有は済ませた。ならばあとは行動するだけだ。

「見舞いに行くのは構わないですよね?」

「別にかまわないが、真っ先に君が言い出すのは意外だな。部活が休みになったぜラッキーとか言いそうなのに」

「そこまでクズじゃないっすよ……」

俺ってそんな薄情な人間に見られてるのかしら?根性が曲がってるだけで情にはあつい……かどうかは、うん微妙だな。

少なくとも全員にはこうはならない。
比較的近しい人間限定だな。小町とか、戸塚とか。

「軽い冗談だよ。今の君はそんなことは言わないのは知っているからね。行ってあげなさい、その方が彼女も喜ぶだろう」

「……うす」

子の成長を喜ぶ親のような、優しい微笑みだった。つい照れくさくてぶっきらぼうに答えてしまう。

確かに平塚先生くらいの年なら子供がいてもおかしくないな。そういう意味では年相応な、大人の女性の顔だ。

これだけ生徒思いのいい先生なのにな、もったいない。早く誰か貰ってあげてくれないかなー?



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