過去ログ - 「私と引っ込み事案な彼女」
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13:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:17:18.60 ID:VItNW0A+0

お互いに譲り合おうとしない、だからこそ私とアシディアはここまで仲良くなれたのかもしれない。

だけれども……私の気持ちはずっと変わらない。

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:21:55.08 ID:VItNW0A+0

彼女に習って……自分でも沢山練習した、氷の魔法。

バトルの時に使う、闇雲に相手を傷つける形ではなく……見せるための氷。

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:23:04.62 ID:VItNW0A+0
セイナちゃんに教えられた、この気持ち。

たくさんの時間、同じ魔法を練習してきて─その度に覚えた感情。

お師匠様が言っていた「自分で見つける答え」の意味。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:28:41.68 ID:VItNW0A+0

氷の檻が、全て溶け切った、感覚。



17:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:31:23.13 ID:VItNW0A+0

「……アシディア?」

「ずっと……待たせてごめんなさい、セイナちゃん」

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:39:10.25 ID:VItNW0A+0

「……いいんですか?」

「私、嫉妬しますし……きっと今まで以上にアシディアを離しませんよ?」グスッ

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:40:42.13 ID:VItNW0A+0

「……セイナちゃん、苦しいです……」グググッ…

「ご、ごめんなさいっ……でもそれほどにアシディアが私を受け入れてくれたことが嬉しくて」

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:44:05.14 ID:VItNW0A+0

それからというもの。

私とアシディアは、他の子達の前では水系統の魔法を扱うライバル同士として。

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:46:15.28 ID:VItNW0A+0

「……だから、セイナちゃんは私のファッションを……分かってなさすぎです」ハァ……

「だってもうすぐ夏ですよ?そんなもこもこのコートより、もっと健康的で─」グイッ

以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:49:14.84 ID:VItNW0A+0

「うふふ…」

「突然どうしたんですか……」

以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/06/16(火) 23:53:20.49 ID:VItNW0A+0

だけど、そんな日常だって悪くない。

私と、引っ込み思案な彼女の。

以下略



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