21: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/06/30(火) 22:29:12.38 ID:GiEKXenP0
 そんなとき、私は二年生の高坂穂乃果先輩に出会った。 
 明るくて、誰でも引きこまれてしまいそうな彼女。 
 私がピアノを引いて、この曲を歌っているところに話しかけられた。…そして、作曲を依頼された。 
 …私には、彼女達の歌を作る権利はあるのだろうか。音楽…そう、音楽をしたいのに離れている私と、はじめたばかりで、まだまだだけど、輝いているμ’sにの音楽を作っていいのだろうか。 
 そんなことを、悩んでいたら、こっそりでいいと、生徒会の副会長に助言された。 
22: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/06/30(火) 22:30:04.64 ID:GiEKXenP0
 【番外編】 
  
 穂乃果「そうだ、海未ちゃん!私、思ったんだ」 
 海未「…何を、ですか?」 
 穂乃果「魔法少女だよっ!魔法少女になったら廃校を阻止できるんじゃない?」 
23: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/06/30(火) 22:31:48.01 ID:GiEKXenP0
 今日はここまでです、書き溜めが少なくなってきたので頻度落ちますが、頑張って書きます。 
24:名無しNIPPER[sage]
2015/07/01(水) 07:11:38.73 ID:jFikDCoIO
 乙です 
25:名無しNIPPER[sage]
2015/07/03(金) 20:47:20.82 ID:2risVjc4O
 ラブライブあまり知らないが面白い 
 期待 
26: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/07/06(月) 01:51:07.33 ID:Jdi+XAzn0
 花陽「西木野さんの歌が聞きたくて、…ずっと聞いていたいくらい好きで」 
  
 ついうっかり、生徒手帳をμ’sのチラシがはられた掲示板の前に落としてしまったことで、小泉さんが私の家に来てしまった。 
 ママははしゃいでるし、もう、なんでこうなるのかしら。 
 それで、彼女から私がスクールアイドルをやってみたらどうかと、勧められた。 
27: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/07/06(月) 01:51:53.08 ID:Jdi+XAzn0
 次の日、私は気になってずっと小泉さんのことを見ていた。 
 国語の時間、当てられてうまく教科書を読むことが出来ずに…落ち込んでいるのがわかった。放課後、一人で中庭で座ってうつむいている。 
 ……引っ込み思案なのはわかってたけど、ここまでとは。…こうなったら、私が手助けしてあげないと。 
  
 真姫「あなた、声は綺麗なんだから…」 
28: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/07/06(月) 01:52:26.59 ID:Jdi+XAzn0
  
 ……………………。 
 小泉さんと、星空さんが、とても驚いたような顔をしている。 
 私は、今、何を言った? 
 …μ’sの作曲をしたのは、私だ。 
29: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/07/06(月) 01:53:08.01 ID:Jdi+XAzn0
 凛「かよちんは、ずっとずっと前からアイドルやりたいって言ってて!」 
 真姫「そんなことはどうでもいいの!このこは結構歌唱力があって…」 
 凛「ちょっと、どうでもいいってどういうこと!」 
  
 こんなところでも星空さんとまだ口論。星空さんに引きずられたせいか、ぐったりしている小泉さんが顔をあげる。 
30: ◆W9LNIhXYhlEG[saga]
2015/07/06(月) 01:53:43.75 ID:Jdi+XAzn0
 小泉さんが、その手を取る。…夕陽と相まって、ほんとうに綺麗で、綺麗だったのは、決意を固めて思いを口にした小泉さんと、それを受け止めた高坂先輩だと思う。 
 本当に良かった、と泣く小泉さんを何泣いてるの、とからかうと私が涙ぐんでいるのに、彼女も気付いたのかそれを指摘する。 
 私は、ふいっと顔をそむけそれを否定した。 
  
 ことり「それで、二人は?」 
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